広島大学心理学研究 7 号
2008-03-31 発行

スピーチ状況における"あがり"の対処法とその効果

A study of the process and the effect of the coping strategies of "agari" in the speech situation
樋口 匡貴
南谷 のどか
藏永 瞳
全文
6.21 MB
HPR_7_93.pdf
Abstract
スピーチ状況における"あがり"の対処法とその効果について、スピーチ事前段階とスピーチ中の段階に分けて検討を行った。258名の大学生を対象とした調査の結果、事前段階においては、"イメージ"、"積極的思考"、"開き直り"の各対処法が"あがり"の軽減にとって有効であることが示された。またスピーチ最中段階においては、"積極的思考"および"開き直り"が有効であった。さらに、スピーチ前の段階における"イメージ"、"開き直り"がスピーチ最中の"あがり"を軽減させる一方で、事前の"自己暗示"は最中の"あがり"を増加させてしまう可能性が示された。
著者キーワード
あがり
対処法
軽減効果
スピーチ状況