広島大学心理学研究 10 号
2011-03-31 発行

インターネット社会関係資本の規定因と効果 <論文>

The determinants and effects of internet social capital
山﨑 祥一郎
井邑 智哉
塚脇 涼太
全文
371 KB
HPR_10_53.pdf
Abstract
インターネット利用に関する心理学的研究において, 社会関係資本の概念を用いた研究が注目を集めている。本研究では, (a)インターネット社会関係資本の醸成に, コミュニティサイズの認知及びコミュニケーション時間が及ぼす影響と, (b)インターネット社会関係資本が精神的健康(抑うつ, 幸福感)に及ぼす効果を検討することで, インターネット社会関係資本にかかわる一連の過程を検討した。本研究の結果, インターネット上のコミュニティサイズがインターネット結合型および橋渡し型の社会関係資本を醸成し, インターネット橋渡し型社会関係資本が個人の抑うつを増加させる傾向があるということが分かった。
著者キーワード
インターネット
社会関係資本
コミュニティサイズ
コミュニケーション時間
精神的健康