広島大学心理学研究 8 号
2009-03-31 発行

保育者が用いるオノマトペの世界 <資料>

The characteristic of onomatopoeia at the preschool teacher
近藤 綾
渡辺 大介
全文
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HPR_8_255.pdf
Abstract
本研究では, 保育活動において保育者が幼児と接するさいに用いるオノマトペを確認し, その特徴を捉えていくことを目的とした観察を行った。観察は, 自由保育場面において, 保育者を中心として展開される活動をビデオ撮影した。その後, 得られた観察記録からオノマトペを抽出し, それらについて感覚的様相に関する分類を行った。その結果, 保育者は幼児に対して動作に関するオノマトペを最も多く使用する傾向にあることが明らかとなった。よって, 動作に関するオノマトペに焦点をあて, 動作とオノマトペの観点から, 保育活動における保育者が用いるオノマトペの世界を捉えていった。
著者キーワード
オノマトペ
保育者
保育活動