広島大学心理学研究 8 号
2009-03-31 発行

Rで始める心理統計 <資料>

Introduction of statistical methods in psychological research with R
徳永 智子
国里 愛彦
蔵永 瞳
髙村 真広
深瀬 裕子
全文
2.05 MB
HPR_8_163.pdf
Abstract
Rは高度で多様な統計解析処理が可能なフリーソフトである。このような利点から, 近年心理統計を行うソフトとしての使用も増えている。特に, 教育現場において, Rを導入する試みもなされ始めている。しかしながら, RはCUIを用いており, プログラミングの基礎知識を必要とするため, 初学者には敷居が高い印象がある。また, 実際にRを扱ってみても, 思いがけない点でつまずきやすい。本論文は, 心理学を学ぶ大学生がRを用いて心理統計の基礎を学び, 実際の解析を行えるよう, Rの基礎的な操作について具体的に紹介することを目的とした。Rの基礎知識, 操作方法および簡単な記述統計やデータの図示方法について紹介する。
著者キーワード
R
心理統計
記述統計