学部・附属学校共同研究紀要 46 号
2019-03-31 発行

家庭科の資質・能力育成のための小・中・高等学校連携カリキュラムの構想 : 食文化概念の整理と深い学びをうながす連携実践の提案

円並地 利江
蔭山 映子
全文
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AnnEducRes_46_145.pdf
Abstract
小・中・高校生の「食文化」に対する認識の実態と課題を調査よって明らかし,その結果と食文化概念の整理に基づいて,中学校及び高等学校の授業を構想,実践し,三校種の接続や体系化の課題を追究することを目的とした。その結果,小学生と中学生の間に食文化などの概念認識の変容をみた。また,中学3年生には空間軸よる視点の広がりを,高校1年生には時間軸による広がりを期待して,それぞれ授業を構想し,その成果をみることができた。