学部・附属学校共同研究紀要 39 号
2011-03-24 発行

中学校における新しい国際交流プログラムの開発III : Exploris Middle School・Odyssey School・MENDOYO SMP4との交流を通して

Developing for New International Exchange Study III : Through Exchange Program about Exploris Middle School, Odyssey School and MENDOYO SMP4
神原 一之
山崎 学肖
全文
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AnnEducRes_39_75.pdf
Abstract
本研究では, インドネシアのMENDOYO SMP4の来日交流, アメリカのExploris Middle Schoolの渡米交流及びOdyssey Schoolとの宮島交流による実践を通して, 中学校における新しい国際交流プログラムの指針を示そうとした。2008年度の研究結果から, 語学力が充分でない中学生が国際交流を進めるためには, 伝えたい内容を明確にする指導・支援が必要であることが分かった。今年度はこれまでの成果を踏まえ, 伝えたい内容を明確に持たせ参加型の交流を設定し, 最終的な目標達成に向けて意思疎通ができることに重点を置いた。言語の違いはあるが, 活動内容に伴って相互理解の質が変容することが明確になった。