広島大学マネジメント研究 4 号
2004-03-19 発行

生命保険会社における情報開示 : ディスクロージャーとコーポレート・ガバナンス <論説>

Information and Disclosure : Control and Regulation in Life Insurance Companies
原 美香
全文
1.63 MB
KJ00004257038.pdf
Abstract
本稿では, 生命保険会社を取り巻くリスクから現在の保険事業の問題点を検討している。金融リスクを取り上げ, コーポレート・ガバナンスの視点を踏まえ, 生命保険事業における経営課題とこれに対応する管理手法であるディスクロージャーについて, 論を展開している。各種のリスクが経営破綻に結びつかないための制度構築上(防止対応策)の重要性を検討した。対応策としては各種準備金やソルベンシー・マージン規制, ALMの強化, 時価評価, 執行役制度, 監査役制度の強化, 連結会計など各種の手法がある。その中で, ディスクロージャーの強化を取り上げている。ディスクロージャーの強化が市場経済においては, 情報システムをまともなものに仕上げる上での必須要件であるからであり, その重要性を検討した。
著者キーワード
リスク
逆ざや
コーポレート・ガバナンス
組織・組織管理
情報開示
ディスクロージャー
ソルベンシー・マージン