広島大学マネジメント研究 2 号
2002-03-20 発行

パーソナルコンピュータ市場におけるソフトウェア・ビジネスの変遷について <平成13年度(2002年3月)修士論文要旨>

八城 年伸
全文
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KJ00000053566.pdf
Abstract
本論文では, まずパソコンとソフトウェアの歴史および, ソフトウェアの特性について, パーソナルコンピュータ用のソフトウェアを主たる対象として俯瞰する(2章)。次に, 近年までベンチャー企業を交えた激しい競争が展開された日本語ワードプロセッサの分野において, 主なソフトウェア製品の開発と流通・販売におけるビジネスの実態を, 当時出版された啓蒙書や経済雑誌のインタビュー記事にもとづいて明らかにする(3章)。そして, 現在も続くビジネス手法や, 現在に大きな影響を与えたと思われるビジネスである, コピープロテクトとバージョンアップ, およびバンドリングについて分析・検討を行う(4章)。最後に, それらの分析を踏まえて, この市場で誕生したビジネス手法の他の製品への波及の可能性について考察する(5章)。
内容記述
広島大学大学院社会科学研究科マネジメント専攻平成13年度(2002年3月)修士論文要旨