中等教育研究紀要 /広島大学附属福山中・高等学校 44 巻
2004-03-22 発行

具体から抽象への流れを重視した導入例 <第2部 教科研究>

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Fukuyama-ChutoKyoiku-KenkyuKiyo_44_133.pdf
Abstract
1時間の授業は,多くの場合,導入→展開→まとめ,といった流れで進められる。まず生徒を授業に引き込むためには,「導入」の部分をより効果的なものにしなくてはならない。そして,その「導入」が「展開」に対して有効に働かなくてはならない。ここでは,効果的な「導入」とはどのようなものかを,高校2年の数学IIを題材として考察していきたい。