中等教育研究紀要 /広島大学附属福山中・高等学校 59 巻
2019-03-31 発行

地域資源を活用した理科出前授業の教材開発と実践 : 域学連携による地域共創事業モデルの提案

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Fukuyama-ChutoKyoiku-KenkyuKiyo_59_180.pdf
Abstract
東広島市福富町竹仁(たけに)地区にある,福富町からの情報発信拠点となっている古民家「星降るテラス」にて,近隣住民の方々に福富町の魅力をアピールするため,福富町の自然を活用した理科出前授業を計画し実施した。社会(市民)と科学の専門知識をつなぐ役割をもつ「科学技術コミュニケーター」という立場から,出前授業を通して福富町の自然の魅力を近隣地域へ発信することは,中山間地域の地方創生に資する有効な手段の1つとなり得ることがわかった。