広島大学マネジメント研究 18 号
2017-03-28 発行

日本型組織におけるイノベーション活動を成功に導く人材の探索的研究 <研究ノート>

Exploratory study of key persons who success the innovation activities in Japanese firms <Notes>
藤井 誠一
全文
1.32 MB
HUMR_18_47.pdf
Abstract
イノベーションの成功に貢献するキーパーソン人材としてのプロダクト・チャンピオン研究において,日本企業を対象とした研究はほとんど進んでこなかった。一方,米国を中心として貢献人材の研究は数多く報告されている。そこで,国別文化におけるプロダクト・チャンピオンの行動戦略を提示しているShane らのフレームワークを用いて,日本企業内に存在するプロダクト・チャンピオンの実際の行動に当てはめ,その特徴を明らかにした。その結果,プロダクト・チャンピオンの行動に影響を及ぼす日本企業の特徴が浮き彫りになった。また,今後の研究課題を示すことができた。
内容記述
本研究は,平成23年度ならびに平成24年度の広島大学マネジメント研究センターのプロジェクト研究,およびJSPS科研費24530514の助成を受けたものである。
著者キーワード
プロダクト・チャンピオン
イノベーション
日本型組織
国別文化
権利情報
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