中等教育研究紀要 /広島大学附属福山中・高等学校 57 巻
2017-03-31 発行

「現代徒然草」を書く : 活動的な学習は,深まるのか? <第2部 教科研究>

全文
1.03 MB
Fukuyama-ChutoKyoiku-KenkyuKiyo_57_156.pdf
Abstract
「アクティブ・ラーニング」が,うるさい。国語は,中教審まとめで「•••教材への依存度が高く,主体的な言語活動が軽視され,依然として講義調の伝達型授業に偏っている傾向があり,授業改善に取り組む必要がある」などと叱られたためか,指導要領の改訂を迎え取ろうする「改善」の動きもあるらしい。困ったものである。私たちが「軽視」してきた「主体的な言語活動」とは,どのようなものをいうのであろうか。また,「主体的な言語活動」によって,どのような成果が得られるのであろうか。