中等教育研究紀要 /広島大学附属福山中・高等学校 56 巻
2016-03-31 発行

「日常生活における運動量の把握が、健康を保持増進する態度の育成に与える影響について」 <第2部 教科研究>

全文
2.57 MB
Fukuyama-ChutoKyoiku-KenkyuKiyo_56_206.pdf
Abstract
現在の健康と将来にわたっての健康の保持増進を考えるとき、「生活習慣病」の問題が、青少年期から取り組むべき課題として存在している。これは、「個人の健康」の問題として終わることはなく、「医療費の増大」という観点からも取り組まなければならない社会的な課題である。そこで、健康の保持増進のために有効である「運動」についての量的な把握を日常生活全体を通して行う体験が、健康を保持増進する態度を育成することにどのような影響を与えているのかを明らかにし、課題解決の糸口を探った。