中等教育研究紀要 /広島大学附属福山中・高等学校 60 巻
2020-03-31 発行

共通性と多様性につながる骨と筋肉の働きの学習 : カニの観察による実践

藤浪 圭悟
全文
1.21 MB
Fukuyama-ChutoKyoiku-KenkyuKiyo_60_168.pdf
Abstract
単元「動物の体のつくりと働き」の中でカニのハサミを用いた実験を考案し,生物の共通性と多様性を理解するための一助と足りうるかを検証した.特に筋肉模型を使用した教育活動とニワトリの前肢である手羽先を用いた実験を,カニのハサミを用いた実験と比較することにより,骨と筋肉の働きについての理解を深めつつ,共通性と多様性につながる共通点と相違点も併せて考察できることがわかった.
内容記述
学習活動の一部は,第49回広島大学附属福山中・高等学校教育研究会の公開授業で行ったものである.