日本新生児看護学会誌 16 巻 1 号
2010-03 発行

低出生体重児における体位変換とその影響 <ワークショップIII>

The influence of position change on low birth weight infant <Workshop>
村木 ゆかり
岩月 悦子
全文
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JANN_16-1_48.pdf
Abstract
NICUに入院中の新生児は, 日々多くの医療処置やケアを受けているが体位変換や気管内吸引, オムツ交換などの日常的なケアでさえも, 新生児に低酸素症などのストレス反応を引き起こしていると言われている. そのため, 新生児にとってストレスの少ない優しいケアの提供が重要となるが体位変換については, 看護師が日常的に繰り返し行うケアであるにもかかわらず, 具体的なケア方法が確立されておらず, 各施設によって方法はさまざまである. また体位変換を行う際の評価ポイントについても検討が十分されていないのが現状である.

そこで, 第19回日本新生児看護学会学術集会ワークショップにて, 低出生体重児における体位変換の方法について全国調査した結果と, 体重別の事例をもとに体位変換の方法とその影響について検討した報告を通して, 新生児に適した体位変換の方法と評価ポイントについて意見交換することとした.
内容記述
I. 体位変換の現状 : 文献レビューとアンケート調査 国立大学法人旭川医科大学病院 新生児集中ケア認定看護師 本村勅子
II. 低出生体重児における体位変換とその影響の実際
 a 超低出生体重児における体位変換とその影響 地方独立行政法人 大阪府立病院機構 大阪府立母子保健総合医療センター 新生児集中ケア認定看護師 小谷志穂
 b 極低出生体重児における体位変換とその影響 群馬県立小児医療センター 新生児集中ケア認定看護師 小林理恵
 c 低出生体重児における体位変換とその影響 国立大学法人香川大学医学部付属病院 新生児集中ケア認定看護師 岡田佳子
著者キーワード
低出生体重児
体位変換
NICU
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