2004年度および2005年度と,中学校のある学年の数学を担当した際に,それぞれ年に1回ずつ出店授業を行った。出店授業とは,出店形式の授業で,子どもたちが主体的に取り組む授業を実現するためのひとつの方法である。2005年度には岩田耕司先生(現島根大学教育学部准教授)が中心となり研究紀要に調査研究の報告をまとめている。今年度から再び中学生を担当したことから前回の反省や結果を踏まえて中学校1年生に対して出店授業を行い,前回と同じ内容のアンケート調査を行うことで前回の調査結果の検証を行ってみたので報告する。