中等教育研究紀要 /広島大学附属福山中・高等学校 35 巻
1995-03-10 発行

歴史授業における資料教材の構成に関する一考察 : 「新しい学力観」をふまえて

梅津 正美
全文
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内容記述
歴史授業における資料教材は,視点-歴史教育内容-問い-教材の授業システムの一環に位置付けられ,層構造をもった歴史的知識のネットワークを論理的にたどるための知的操作の中心手段として「問いの構成」との機能連関のもとに選定され,構成されねばならない。また,イメージや経験に基づく事実理解から時代構造の理解や歴史解釈にいたる子どもの「歴史理解の深化」を援助するように選定され,構成されねばならない。