広島大学総合博物館研究報告 Issue 10
published_at 2018-12-25

広島大学東広島キャンパスの哺乳類相

Mammal fauna in the Higashi-Hiroshima Campus, Hiroshima University
Hemmi Keitaro
Kambayashi Chiaki
Yanagi Hiroaki
Tani Shotaro
fulltext
1.41 MB
BullHiroshimaUnivMuseum_10_121.pdf
Abstract
2017年5月から翌年5月にかけて,東広島キャンパス内の哺乳類相の把握を目的とした調査を実施した。構内の8地点に自動撮影装置を設置し,並行してコウモリ類の音声調査および痕跡の記録を行った。その結果,4目12種の哺乳類の生息が確認され,いずれもキャンパスでの広範な分布が示された。その一方で,調査中にはイエネコが小動物を捕食する様子が複数回撮影され,これを含む4種の移入哺乳類による在来生物への影響が懸念された。
Keywords
東広島キャンパス
哺乳類
センサーカメラ
自動撮影
アライグマ
Rights
Copyright (c) 2018 広島大学総合博物館 Hiroshima University Museum