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広島大学 学術情報リポジトリ
日本語
Issue 61
( 2023-12-25 )
Issue 60
( 2022-12-25 )
Issue 59
( 2021-12-25 )
Issue 58
( 2020-12-25 )
Issue 57
( 2019-12-25 )
Issue 56
( 2018-12-25 )
Issue 55
( 2017-12-25 )
Issue 54
( 2016-12-25 )
Issue 53
( 2015-12-25 )
Issue 52
( 2014-12-25 )
Issue 51
( 2013-12-25 )
Issue 50
( 2012-12-25 )
Issue 49
( 2011-12-25 )
Issue 48
( 2010-12-25 )
Issue 47
( 2009-12-25 )
Issue 46
( 2008-12-25 )
Issue 45
( 2007-12-25 )
Issue 44
( 2006-12-25 )
Issue 43
( 2005-12-25 )
Issue 42
( 2004-12-25 )
Issue 41
( 2003-12-25 )
Issue 40
( 2002-12-25 )
Issue 39
( 2001-12-25 )
Issue 38
( 2000-12-25 )
Issue 37
( 1999-12-25 )
Issue 36
( 1998-12-25 )
Issue 35
( 1997-12-25 )
Issue 34
( 1996-12-25 )
Issue 33
( 1995-12-25 )
Issue 32
( 1994-12-25 )
Issue 31
( 1993-12-25 )
Issue 30
( 1992-12-25 )
Issue 29
( 1991-12-25 )
Issue 28
( 1990-12-25 )
Issue 27
( 1989-12-25 )
Issue 26
( 1988-12-25 )
Issue 25
( 1987-12-25 )
Issue 24
( 1986-12-25 )
Issue 23
( 1985-12-25 )
Issue 22
( 1984-12-25 )
Issue 21
( 1983-12-01 )
Issue 20
( 1983-06-01 )
Issue 19
( 1980-11-30 )
Issue 18
( 1979-11-30 )
Issue 17
( 1978-11-30 )
Issue 16
( 1977-11-30 )
Issue 15
( 1976-11-20 )
Issue 14
( 1975-10-20 )
Issue 13
( 1974-10-20 )
Issue 12
( 1974-02-20 )
Issue 11
( 1973-06-10 )
Issue 10
( 1972-09-30 )
Issue 9
( 1971-08-15 )
Issue 8
( 1970-08-15 )
Issue 7
( 1969-09-15 )
Issue 6
( 1968-12-15 )
Issue 5
( 1968-06-30 )
Issue 4
( 1967-12-25 )
Issue 3
( 1967-06-25 )
Issue 2
( 1966-12-25 )
Issue 1
( 1966-05-01 )
Essay on Modern Literature : Kindai Bungaku Shiron
ISSN
:
0910-9765
Publisher
:
広島大学近代文学研究会
Issue 61
( 2023-12-25 )
徳富蘇峰と北村透谷 : 変容と夭逝の道程
槇林 滉二
PP. 1 - 12
中島敦『D市七月叙景(一)』論 : 異種混淆の植民地表象を中心に
閻 正昊
PP. 13 - 24
中国における太宰治文学紹介の萌芽 : 華文雑誌『新輪』および白雲訳「皮膚病」に着目して
史 蕊
PP. 25 - 36
坂口安吾「日本文化私観」試論 : 日中比較と複数の「必要」の関数化をめぐって
萬田 慶太
PP. 37 - 48
「わが塔はそこに立つ」論 : 「親鸞とマルクスの交点」
尾西 康充
PP. 49 - 60
映画「風の歌を聴け」論 : 「鼠」/小指の女/新宿・渋谷
Yamane Yumie
PP. 61 - 72
〈いじめ〉と差別の交差/相克 : 柳美里「潮合い」論
秦 光平
PP. 73 - 84
市街劇の生存戦略 : 寺山修司「人力飛行機ソロモン」再演からカオス* ラウンジ、『TRY4 8 』まで
矢吹 文乃
PP. 85 - 96
二つの映画「黒蜥蜴」
Arimoto Nobuko
PP. 97 - 106
Issue 60
( 2022-12-25 )
井伏鱒二と宮沢賢治の文学における郷土観 : 地域の古代に根差す「内なる故郷」を視座として
青木(秋枝) 美保
PP. 1 - 12
井伏鱒二「丹下氏邸」瞥見 : 老いた方言話者は誤解される
前田 貞昭
PP. 13 - 24
三島由紀夫『夏子の冒険』の北海道 : 掲載誌『週刊朝日』から考える
中元 さおり
PP. 25 - 35
三島由紀夫『沈める滝』論 : 占領終了後の日本と、アメリカ
九内 悠水子
PP. 37 - 47
野間宏と地域人民闘争 : 雑誌「人民文学」と一九五〇年代
尾西 康充
PP. 49 - 60
「地域性と文学」への一考察 : 先行研究を概観しながら展望を考える
Yanase Yoshiharu
PP. 61 - 72
菊池寛「ある抗議書」論 : 典拠となった石井藤吉『聖徒となれる悪徒』
奥村 尚大
PP. 73 - 83
梶井基次郎「檸檬」試論 : アダプテーションからの視点
二宮 智之
PP. 85 - 96
島尾敏雄『贋学生』と梅崎春生『つむじ風』 : 両作家の近似性と対照性
高木 伸幸
PP. 97 - 107
映画「憂国」を観る : 変換という固定観念について
遠藤 伸治
PP. 109 - 120
市街劇の犯罪性 : 寺山修司演劇論の空白
矢吹 文乃
PP. 121 - 132
村上春樹のビートルズ史(1) : 六〇年代から『ノルウェイの森』まで
阿部 翔太
PP. 133 - 144
村上春樹「図書館奇譚」論 : オスマン帝国/図書館/ボルヘス
Yamane Yumie
PP. 145 - 156
〈いじめ〉との距離 : 村上春樹「沈黙」論
秦 光平
PP. 157 - 168
Issue 59
( 2021-12-25 )
森鷗外の初期批評と清代志怪小説集 : 『聊斎志異』を中心に
王 憶氷
PP. 1 - 12
「セロ弾きのゴーシュ」の最初の中国語訳 : 『小木偶拉大提琴』について
母 丹
PP. 13 - 24
林芙美子「ボルネオ ダイヤ」論 : 二項対立図式の明暗
阮 文雅
PP. 25 - 35
太宰治の〈戦後〉と「ナンセンス」の再構築 : チャップリンを補助線にして
髙橋 日向子
PP. 37 - 46
野間宏『地の翼』論 : 一九五〇年代の政治と文学
尾西 康充
PP. 47 - 55
遠藤周作『スキャンダル』における勝呂の人物像 : 運命・実存・救いの所在
倪 楽飛
PP. 57 - 68
アダプトされるキャラクター : 三島由紀夫以降の演劇「黒蜥蜴」
Arimoto Nobuko
PP. 69 - 80
ドラクエする高橋源一郎 : 高橋文学の「ゲーム文学」性
大西 永昭
PP. 81 - 92
作家同盟岡山支部の活動とサークル誌『鋲』『中国文芸』 : 出版ネットワークと地方性
萬田 慶太
PP. 93 - 104
村上春樹文学アダプテーション研究序説
Yamane Yumie
PP. 105 - 116
Issue 58
( 2020-12-25 )
戦時下の上海における田村俊子の声 : 雑誌『女声』の「信箱」をめぐって
張 備
PP. 1 - 15
「注文の多い料理店」の最初の中国語訳者 : 知識人・陳緑妮について
母 丹
PP. 17 - 28
野間宏と梯明秀 : 虚無の自覚と「崩壊感覚」
尾西 康充
PP. 29 - 40
三島由紀夫『美しい星』再考 : 大島渚・吉田大八との比較を中心に
柳瀬 善治
PP. 41 - 55
ナツメグ・シナモンの語りの可能性 : 「ねじまき鳥クロニクル」における「二次トラウマ化」「世代横断的トラウマ」
Yamane Yumie
PP. 57 - 66
Issue 57
( 2019-12-25 )
谷崎潤一郎「小さな王国」論 : なぜ沼倉は「太閤秀吉」となり得たのか
佐藤 魁人
PP. 1 - 11
小林多喜二『工場細胞』と《フォードの虐殺》 : 二〇世紀ミドルクラスの形成と没落
尾西 康充
PP. 13 - 20
安部公房『ひげの生えたパイプ』論 : 児童向け連続ラジオドラマにおける「英雄」と投書
奥村 尚大
PP. 21 - 34
遠藤周作『死海のほとり』論 : 〈巡礼〉にみる宗教・国家・ジェンダー
余 盼盼
PP. 35 - 46
「本覚坊遺文」論 : 千利休像と作家井上靖
高木 伸幸
PP. 47 - 58
「1Q84」における〈オウム〉脱構築の可能性 : 教祖像と〈家族〉の復権
Yamane Yumie
PP. 59 - 72
Issue 56
( 2018-12-25 )
村上春樹『ノルウェイの森』論 : 反復(リプリーズ)する物語と音楽
Abe Shota
PP. 1 - 12
未成熟のための技法 : 町田康「夫婦茶碗」試論
Onishi HIsaaki
PP. 13 - 25
《依存》と《隷属》の社会 : 目取真俊「虹の鳥」論
Onishi Yasumitsu
PP. 27 - 34
はじめに
Yamane Yumie
PP. 35 - 36
〈父なるもの〉の断絶と継承の狭間で : 村上春樹『騎士団長殺し』と、〈父殺し〉のその先
Uchida Yasushi
PP. 37 - 52
村上春樹『騎士団長殺し』における「ヨーロッパ」 : 「マギッシャーレアリスムス」との関連性と「アンシュルス」のモチーフを中心に
Katalin Dalmi
PP. 53 - 68
村上春樹「騎士団長殺し」論 : 〈 メタ・テクスト〉性と「震災後文学」
Yamane Yumie
PP. 69 - 84
村上春樹『騎士団長殺し』論 : 即身仏 / ビーフジャーキー
Hirano Yoshinobu
PP. 85 - 95
かひがひしからぬ「諸君」 : 世界模型としての村上春樹『騎士団長殺し』
Atogami Shirou
PP. 97 - 111
Issue 55
( 2017-12-25 )
遠藤周作『死海のほとり』における「美しい世界」の意味 : フランクル『夜と霧』を手がかりに
倪 楽飛
PP. 1 - 12
村上春樹 : その未完成性と反復性について
Endou Shinji
PP. 13 - 25
目取真俊「群蝶の木」論 : 暴力の共犯者と家父長的権威
Onishi Yasumitsu
PP. 27 - 37
生き直される「サバイバー」の生 : 村上春樹「海辺のカフカ」論
Yamane Yumie
PP. 39 - 53
外部・他者・働く「私」 : 絲山秋子の初期小説を中心に
徐 小雅
PP. 55 - 66
小林多喜二「蟹工船」ブームの諸相 : 二〇〇〇年代後半の読者受容をめぐって
Manda Keita
PP. 67 - 80
Issue 54
( 2016-12-25 )
メタフィクション的感覚と映画体験 : 芥川龍之介「影」を題材としたメタフィクション試論
大西 永昭
PP. 1 - 13
井伏鱒二「復員者の噂」論 : 復員者夫婦の諸相に見る戦争への告発
李 冬陽
PP. 15 - 26
日野啓三『地下へ』論 : 初期短篇における一人称の限界
山根 繁樹
PP. 27 - 37
目取真俊「風音」論 : 沖縄戦の記憶をめぐって
尾西 康充
PP. 39 - 53
村上春樹「TVピープル」論 : 魔術的リアリズム作家が描くリアリティ
Dalmi Katalin
PP. 55 - 67
村上春樹による新たな理想主義 : 『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』におけるユートピア共同体論
王 静
PP. 69 - 81
Issue 53
( 2015-12-25 )
芥川賞の中の芥川龍之介
Oonishi Hisaaki
PP. 1 - 13
丹羽文雄『菩提樹』論 : 親鸞思想への回帰
Onishi Yasumitsu
PP. 15 - 23
花田清輝「泥棒論語」論 : 〈逆用〉の概念を中心に
Itakura Taiki
PP. 25 - 39
『教育学術界』文学作品・文芸関連記事目録(明治三二~大正二年)
Deki Ryosuke
PP. 41 - 53
Issue 52
( 2014-12-25 )
停滞の構造 : 芥川龍之介における「停滞期」の分析と考察
Oonishi Hisaaki
PP. 1 - 13
小林多喜二と雨宮庸蔵 : 「中央公論」掲載をめぐって
Onishi Yasumitsu
PP. 15 - 25
庄野潤三「愛撫」論 : 〈あたし〉の性的抑圧に着目して
楊 琇媚
PP. 27 - 38
日野啓三 昭和二十九年の文業(下)
Yamanouchi Shoshi
PP. 39 - 52
安部公房作「虫は死ね」を読む/視る
Sezaki Keiji
PP. 53 - 65
村上春樹と魔術的リアリズム : 「踊る小人」に見る一九八〇年代
Dalmi Katalin
PP. 67 - 77
Issue 51
( 2013-12-25 )
『少女世界』の少女表象 : 主筆沼田笠峰の小説分析から
Shioya Chisato
PP. 1 - 14
病の身体、意識の身体 : 田山花袋「一兵卒」論
王 梅
PP. 15 - 26
馬場孤蝶・与謝野寛の衆議院選挙立候補と雑誌『第三帝国』 : 思想・言論の自由を求める共闘
Tsukamoto Akiko
PP. 27 - 39
太宰治「走れメロス」論 : 反美談としての読解の試み
Yasuhara Akane
PP. 41 - 52
戦後初期教科書の中の「城の崎にて」 : 三省堂発行教科書からの一考察
Araki Yuko
PP. 53 - 66
日野啓三 昭和二十九年の文業(上)
Yamanouchi Shoshi
PP. 67 - 78
舞城王太郎「好き好き大好き超愛してる。」論 : 女性の死とセカイの効果
長久 里彩
PP. 79 - 92
多和田葉子「旅をする裸の眼」論 : 〈作者〉への抗い
kodani Yuka
PP. 93 - 105
Issue 50
( 2012-12-25 )
不信人間耳尽聾(信ぜず 人間の耳 尽く聾なるを)
Ri Kenka
PP. 1 - 14
思い出すこと 二、三 <巻頭エッセイ>
Isogai Hideo
PP. 1 - 8
地域性と文学 : 鈴木三重吉「千鳥」「山彦」、「小鳥の巣」を中心に
Makibayashi Koji
PP. 9 - 21
おはなしレストランライブラリーの取組 : 読み聞かせ活動を通した地域との交流拠点として
Iwata Eisaku
PP. 15 - 27
〈地域性〉をめぐる攻防 : 岡田(永代)美知代と田山花袋の描くローカリティ
Arimoto Nobuko
PP. 23 - 33
与謝野寛『鴉と雨』論 : 大逆事件への嘆きと抵抗
Tsukamoto Akiko
PP. 35 - 46
倉田百三「出家とその弟子」の政治学 : 〈父〉と〈息子〉の物語の時代
Endo Shinji
PP. 47 - 59
小林多喜二と「小樽新聞」 : 河上肇「唯物史観に関する自己清算」とストリンドベリ『結婚生活』
Onishi Yasumitsu
PP. 61 - 71
井伏鱒二における地域文化への着目 : 「在所もの」への道程
Akieda Miho
PP. 73 - 84
戦時下の原民喜 : それぞれの一二月八日
Iwasaki Fumito
PP. 85 - 93
原民喜文学管見 : 比較の観点を中心に
Sakane Toshihide
PP. 95 - 105
一九五一年の台湾表象 : 黄霊芝の日本語小説「輿論」
Shimooka Yuka
PP. 107 - 116
武田泰淳「流人島にて」試論 : 死者という観点を中心に
Itakura Taiki
PP. 117 - 129
三島由紀夫『絹と明察』論 : 駒沢とコミュニティの関わりについて
Kunai Yumiko
PP. 131 - 140
日野啓三作品における《福山》 : 記憶と重ねられた風景
Yamane Shigeki
PP. 141 - 151
村上春樹「ダンス・ダンス・ダンス」論 : 「イグザイル」の視点から
Yamane Yumie
PP. 153 - 163
島根から見る : サブカルチャーを通して島根県の地域性へ
Onishi Hisaaki
PP. 165 - 177
小山内薫の自由劇場 : 「模倣」と「創作」の間で
Mizobuchi Sonoko
PP. 205 - 213
種の論理・力学的空間・未来への象形文字 : 田辺哲学から横光利一へ
Yanase Yoshiharu
PP. 215 - 225
安岡章太郎文学における〈父と子〉 : 「家族団欒図」「ソウタと犬と」を中心に
You Syubi
PP. 227 - 239
梅崎春生「幻化」論 : 久住五郎の精神世界
Takagi Nobuyuki
PP. 241 - 251
荒川洋治 詩集『娼婦論』 : 消滅と再生のことば
Yoshida Takashi
PP. 253 - 260
村上春樹「緑色の獣」論 : その〈語り〉と「読み」をめぐって
Yamashita Kousei
PP. 261 - 274
Issue 49
( 2011-12-25 )
小林多喜二「オルグ」草稿ノート研究 : 雄松堂書店DVD・ROM版にもとづいて
Onishi Yasumitsu
PP. 1 - 15
梅崎春生の笑い : 生の肯定へ
Ayame Hiroharu
PP. 17 - 22
日野啓三・昭和二十七年の文業
Yamanouchi Shoshi
PP. 23 - 33
三島由紀夫「百万円煎餅」論 : コピー化していく世界
Nakamoto Saori
PP. 35 - 46
滅びに向かうものたち : 村上春樹「めくらやなぎと眠る女」と一九八〇年代
Yamane Yumie
PP. 47 - 57
高橋源一郎とゼロ年代の小説 : 「「悪」と戦う」試論
Onishi Hisaaki
PP. 59 - 69
<資料紹介>函館市中央図書館蔵・雑誌『台湾愛国婦人』目録 : 明治四十五年一月並びに大正三年刊行分
Shimooka Yuka
PP. 71 - 80
Issue 48
( 2010-12-25 )
馬場孤蝶と与謝野寛、大正四年衆議院選挙立候補 : 大逆事件への文壇の抵抗
Tukamoto Akiko
PP. 1 - 14
志賀直哉「范の犯罪」 : 范は本当に勝利したのか?
Shimooka Yuka
PP. 15 - 22
椎名麟三・赤岩栄・菅円吉 : カール・バルト倫理学講義からの影響
Onishi Yasumitsu
PP. 23 - 34
「近代文学」誌上の日野啓三 : 一九五一年まで
Yamanouchi Shoshi
PP. 35 - 45
三島由紀夫「自動車」論 : モノと身体の交換の行方
Nakamoto Saori
PP. 47 - 57
Issue 47
( 2009-12-25 )
樋口一葉「うらむらさき」・「われから」 : 「カネ」と「モノ」と「女の欲望」
Tukamoto Akiko
PP. 1 - 14
海辺のホモソーシャリティ、あるいはその亀裂について : 夏目漱石「行人」を中心に
Sezaki Keiji
PP. 15 - 29
戦場の記憶を継承するために : 田村泰次郎「ある死」「肉体の悪魔」
Onishi Yasumitsu
PP. 31 - 41
「現代文学」誌上の日野啓三
Yamanouchi Shoshi
PP. 43 - 52
二つの『向う側』 : 日野啓三作品の展開
Yamane Shigeki
PP. 53 - 62
三島由紀夫「美しい星」論 : 円盤飛来地の意味するもの
Kunai Yumiko
PP. 63 - 74
戦後〈ユース・サブカルチャーズ〉への一視点 : 三島由紀夫「月」「葡萄パン」論
Nakamoto Saori
PP. 75 - 84
荒川洋治「空中の茱萸」論 : 歴史を語る文体
Yoshida Takashi
PP. 85 - 92
Issue 46
( 2008-12-25 )
〈内国植民地〉としての北海道 : 有島武郎と小林多喜二
Onishi Yasumitsu
PP. 1 - 11
芥川龍之介「藪の中」論 : 一人語りの虚構
Yoshida Takashi
PP. 13 - 22
横光利一「或る長篇」「上海」研究 : 改稿過程及び構成について
Kyosei Hiroto
PP. 23 - 36
《文語詩稿》定稿化の方法(プロセス)・試論 : 北村透谷「宇宙の精神」と、宮沢賢治「宇宙感情」と
Shimada Takasuke
PP. 37 - 49
三島由紀夫「禁色」における〈もう一つの物語〉 : 女たちの交錯の様相
Nakamoto Saori
PP. 51 - 60
高橋源一郎と連合赤軍事件 : 「ジョン・レノン対火星人」試論
Onishi Hisaaki
PP. 61 - 74
<郷土作家資料紹介> 日野啓三創作総覧稿
Yamanouchi Shoshi
PP. 75 - 89
Issue 45
( 2007-12-25 )
鈴木三重吉宛書簡からみる「倫敦塔」 : 「単に美といふ丈では満足出来ない」
Yamane Yumie
PP. 1 - 14
『虞美人草』とメレディスの『エゴイスト』 : 「作者」の顕在化について
Leong Yut Moy
PP. 15 - 26
芥川龍之介における「語り」についての一考察 : その散文観から
Takasaki Keiichi
PP. 27 - 40
横光利一「機械」における〈四人称〉の問題 : 「語り」の方法として
Kyosei Hiroto
PP. 41 - 53
欠落する身体の言語空間 : 室生犀星「蜜のあはれ」試論
Onishi Hisaaki
PP. 55 - 69
三島由紀夫「朝の純愛」論 : 過去と現在の位相を探る
Nakamoto Saori
PP. 71 - 82
村上春樹「踊る小人」論 : 近年の作品につながる社会的モチーフ・暴力・自己の問題
Nakayama Sachie
PP. 83 - 94
<郷土作家資料紹介> 「向陵時報」紙上の日野啓三
Yamanouchi Shoshi
PP. 95 - 100
Issue 44
( 2006-12-25 )
田山花袋「蒲団」試論 : 語りの構造を手がかりに
Ou Bai
PP. 1 - 12
「坊つちやん」とスティーブンソン「ファレサアの浜」 : 「調子を学んだ」ことをめぐって
レオン ユット・モイ
PP. 13 - 25
志賀直哉「佐々木の場合」 : 漱石への献辞の意味
Shimooka Yuka
PP. 27 - 35
谷崎潤一郎「細雪」論 : 目的としての<語り>
Takama Fumika
PP. 37 - 47
島木健作『再建』論 : 宮井進一と梅川文男の視点から
Onishi Yasumitsu
PP. 49 - 63
三島由紀夫「英霊の声」論 : 「悪臣の歌」からみる語りの<移行>と<重層化>
Nakamoto Saori
PP. 65 - 73
封印されたテクスト : 村上春樹「街と、その不確かな壁」にみる物語観
Yamane Yumie
PP. 75 - 85
村上春樹「神の子どもたちはみな踊る」論 : 「あちら側」と「こちら側」の狭間に位置する青年
Nakayama Sachie
PP. 87 - 97
非・所有の恋愛論 : 所有から同一化へ向けて - 金原ひとみ「蛇にピアス」
Onishi Hisaaki
PP. 99 - 109
荒川洋治「宝石の写真」論 : 秩父事件首魁の写真
Yoshida Takashi
PP. 111 - 122
Issue 43
( 2005-12-25 )
『重右衛門の最後』試論 : 語り手「自分」を中心に
王 梅
PP. 1 - 12
〈写生文と小説〉の狭間で : 虚子「俳諧師」「続俳諧師」を中心に
Yamashita Kosei
PP. 13 - 31
梶井基次郎「泥濘」論 : 成立過程と草稿からの再考
Ninomiya Tomoyuki
PP. 33 - 47
村上春樹「午後の最後の芝生」 : 「臨界域」としての想起/流通する「小説」
Yanane Yumie
PP. 49 - 59
荒川洋治「冬の紅葉」論
Yoshida Takashi
PP. 61 - 71
Issue 42
( 2004-12-25 )
北村透谷と斎藤緑雨 : 緑雨没後一〇〇年を迎えて
Onishi Yasumitsu
PP. 1 - 11
日清戦争後の緑雨 : 国家主義化への抵抗
Tsukamoto Akiko
PP. 13 - 25
兄弟の共存共生と妻殺し : 武者小路実篤『愛慾』における家父長的価値観
Yang Hsiu Mei
PP. 27 - 37
中島敦「かめれおん日記」論 : 〈一身両口〉現象および道家思想の投影
Sun Shu Lin
PP. 39 - 48
「燃えつきた地図」における反復表現
Seo Hong
PP. 49 - 57
松本清張『砂の器』 : 日本近代の欲望と犯罪
Ayame Hiroharu
PP. 59 - 73
三島由紀夫『朱雀家の滅亡』論 : 神と男女の関係劇
Arimoto Nobuko
PP. 75 - 85
村上春樹「ニューヨーク炭鉱の悲劇」における〈切断〉という方法 : ビージーズの影響・改稿の様相から
Yamane Yumie
PP. 87 - 106
川上弘美「惜夜記(あたらよき)」論 : コミュニケーションと自己像
Ninomiya Tomoyuki
PP. 107 - 119
Issue 41
( 2003-12-25 )
漱石と三重吉の《文鳥》 : 響きあうテクスト
Ninomiya Tomoyuki
PP. 1 - 18
〈戦略〉となった自作解説 : 志賀直哉「創作余談」「続創作余談」「続々創作余談」
Kamei Chiaki
PP. 19 - 28
中島敦「弟子」論 : 「義」「仁」「中庸」を中心に
Sun Shu Lin
PP. 29 - 39
三島由紀夫「仮面の告白」論 : 作家による告白、その二重構図
Kunai Yumiko
PP. 41 - 53
池沢夏樹『マシアス・ギリの失脚』論 : 名前の物語の行方
Yamane Shigeki
PP. 55 - 75
村上春樹「貧乏な叔母さんの話」における改稿の様相 : 書くという行為(エクリチュール)と〈救い〉
Yamane Yumie
PP. 67 - 87
Issue 40
( 2002-12-25 )
廣津柳浪「黒蜥蝪」試論 : 《家》の制度性をめぐって
Ninomiya Tomoyuki
PP. 1 - 12
芸術への執着と妹の献身 : 武者小路実篤『その妹』におけるジェンダー意識
Yang Hsiu Mei
PP. 13 - 24
「道草」論 : 語り手の造形をめぐって
Yamashita Kosei
PP. 25 - 34
芥川龍之介「手巾」論 : 新渡戸稲造の影響
Aikawa Naoyuki
PP. 35 - 48
志賀直哉「城の崎にて」試論 : 〈私小説〉〈心境小説〉神話の実態について
Kamei Chiaki
PP. 49 - 60
中村地平「土竜どんもぽっくり」論 : 「故郷」回帰と「南方的文学」の創出
Juan Uen Ia
PP. 61 - 69
「李陵」論 : 公徳と私情との狭間
Sun Shu Lin
PP. 70 - 79
井伏鱒二「遥拝隊長」論 : 二人の帰還者
Chung Bo Hyeon
PP. 80 - 88
井伏鱒二における中間小説 : 「お島の存念書」試論
Takagi Nobuyuki
PP. 89 - 97
三島由紀夫「幸福号出帆」論 : エンターティメント小説にみる手法
Kunai Yumiko
PP. 98 - 108
日野啓三『砂丘が動くように』論 : 一九八〇年代文学の考察に向けて
Yamane Shigeki
PP. 109 - 119
村上春樹「ノルウェイの森」論 : 「緑」への手記
Yamane Yumie
PP. 120 - 130
斎藤緑雨の「恋」と「闇」 : 恋愛神聖論から道徳回帰への時代の中で
Tsukamoto Akiko
PP. 131 - 143
島木健作と堀坂山行 : 朝倉菊雄と梅川文男における転向/非転向
Onishi Yasumitsu
PP. 144 - 155
戦前期における〈回教〉をめぐる言説・研究序説 : 同時代の「文学者」との接点を軸に
Yanase Yoshiharu
PP. 156 - 167
戦時下の大衆文学者 : 村上元三の場合
Marukara Hiroshi
PP. 168 - 181
大江健三郎と武満徹の水脈 : 音としての言葉・言葉としての音
Murase Yoshiko
PP. 182 - 190
夢枕獏試論 : 消費される過剰な欲望
Endo Shinji
PP. 191 - 202
近代文学の「源氏物語」受容史 : 研究史概観を中心に
Sakane Toshihide
PP. 203 - 212
もう一つの透谷 : その可能性と限界
Makibayashi Koji
PP. 213 - 221
与謝野晶子短歌の裾野 : 『冬柏』『明星』同人三宅雪枝のこと
Iwasaki Fumito
PP. 222 - 228
Issue 39
( 2001-12-25 )
「彼岸過迄」論 : 〈導入〉としての高等遊民
Yamashita Kosei
PP. 1 - 12
森鴎外「魚玄機」試論
Kunai Yumiko
PP. 13 - 20
伸吟する「Journalist」・芥川龍之介「上海游記」序説
Aikawa Naoyuki
PP. 21 - 33
中島敦「プウルの傍で」論
Fujimura Takeshi
PP. 35 - 45
「漂民宇三郎」論開かれた宇三郎 : 閉ざされた共同体
Chung Bo Hyeon
PP. 47 - 59
〈資料〉山田多賀市著作目録
Murakami Rinzo
PP. 61 - 70
Issue 38
( 2000-12-25 )
樋口一葉「闇桜」の位相 : 〈筒井筒〉変奏
Yagi Mizuho
PP. 1 - 12
「美」の言説における夏目漱石「草枕」の位相 : 子規・透谷の影響
Aikawa Naoyuki
PP. 13 - 26
「夢十夜」論 : 底流としての写生文
Yamashita Kosei
PP. 27 - 38
中島敦「妖氛録」論
Fujimura Takeshi
PP. 39 - 46
村上春樹「1973年のピンボール」論 : 朧化された三角関係
Yanane Yumie
PP. 47 - 56
Issue 37
( 1999-12-25 )
樋口一葉「暗夜」論 : 交錯する「闇」の諸相
Tsukamoto Akiko
PP. 1 - 12
漱石の写生文と同時代 : 虚子と自然主義、その様相
Yamashita Kosei
PP. 13 - 30
志賀直哉「和解」論 : 劇的な〈和解〉を生成するもの
Shimooka Yuka
PP. 31 - 40
芥川龍之介・正続「西方の人」論 : 「クリスト」の造形
Aikawa Naoyuki
PP. 41 - 52
村上春樹「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」論 : 二つの地図の示すもの
Yanane Yumie
PP. 53 - 65
Issue 36
( 1998-12-25 )
樋口一葉「十三夜」試考 : 坪内逍遙「妹と背かゞみ」への抗い
Tsukamoto Akiko
PP. 1 - 14
「回想」と「写生文」 : 後期漱石文学試論
Yamashita Kosei
PP. 15 - 26
七つの〈赤い船〉 : 未明童話を鳥瞰する素材として
Kashiwabara Yoko
PP. 27 - 39
開高健「パニック」論 : 〈大衆〉のエネルギー
Matsuda Hiroaki
PP. 41 - 49
「万延元年のフットボール」論 : 〈本当の事〉をめぐって
Murase Yoshiko
PP. 51 - 65
Issue 35
( 1997-12-25 )
『女学雑誌』を視座とした明治二二年の文学論争 : 女子教育界のモラル腐敗をめぐる同時代言説との交錯
Yagi Mizuho
PP. 1 - 12
一葉「うもれ木」における〈芸〉の歴史的位相 : 露伴「風流仏」・鴎外訳「埋木」との比較を通して
Tsukamoto Akiko
PP. 13 - 24
樋口一葉『にごりえ』における性の二重規範(ダブル・スタンダード)
Endo Shinji
Arimoto Nobuko
PP. 25 - 37
衛生・身体・首都 : 『一国の首都』を中心に
Yanase Yoshiharu
PP. 39 - 54
梶井基次郎「交尾」論
Fujimura Takeshi
PP. 55 - 67
Issue 34
( 1996-12-25 )
長塚節の写生文 : 「我が庭」から「佐渡が島」まで
Murakami Rinzo
PP. 1 - 15
漱石初期作品におけるマドンナ : 『坊つちやん』から『三四郎』『草枕』へ
Matsui Shinobu
PP. 16 - 29
志賀直哉「暗夜行路」論 : 二つの「女の過失」設定に関する一考察
Shimooka Yuka
PP. 30 - 39
谷崎潤一郎「春琴抄」論 : その光と影のダイナミズム
Fujimura Takeshi
PP. 40 - 49
井上靖「闘牛」論 : 材料の意匠化と悲哀
Takagi Nobuyuki
PP. 50 - 65
『絹と明察』・『月澹荘綺譚』・『天人五衰』 : 認識を超えるものの表象について
Yanase Yoshiharu
PP. 66 - 78
Issue 33
( 1995-12-25 )
樋口一葉『たけくらべ』論 : 哀しみの共鳴
Tsukamoto Akiko
PP. 1 - 13
「卍」試論 : 園子と光子の恋愛の物語
Fujimura Takeshi
PP. 14 - 24
「桜の樹の下には」論 : 物語体小説という試み
Yoshikawa Masahiro
PP. 25 - 36
井上靖初期散文詩論 : 「猟銃」の原点・“昇華"と“浄化"
Takagi Nobuyuki
PP. 37 - 51
大江健三郎の出発点 : 『奇妙な仕事』の《監禁》状態
Murase Yoshiko
PP. 52 - 63
Issue 32
( 1994-12-25 )
北村透谷における「悲劇」の可能性 : 『他界に対する観念』について
Onishi Yasumitsu
PP. 1 - 9
虚子における「超俗世界」の発見 : 「二里の山路」から「斑鳩物語」まで
Murakami Rinzo
PP. 10 - 20
「羅生門」試論(上) : 谷崎潤一郎「刺青」に注目して
Fujimura Takeshi
PP. 21 - 30
魂の修学旅行 : 《春と修羅 第二集》修学旅行詩群考
Kimura Tokichi
PP. 31 - 42
安部公房『けものたちは故郷をめざす』考
Tanaka Hiroyuki
PP. 43 - 52
Issue 31
( 1993-12-25 )
高浜虚子初期写生文の展開 : 「浅草寺のくさ摩麻」から「北清島町」まで
Murakami Rinzo
PP. 1 - 13
太宰治・「陰火」論
Kawasaki Kazuhiro
PP. 14 - 27
「『槌ツァ』と『九郎治ツァン』は喧嘩して私は用語について煩悶すること」論
Maeda Sadaaki
PP. 28 - 38
日野啓三『向う側』論 : 言葉の外部へ向かう試み
Yamane Shigeki
PP. 39 - 50
村上春樹「ダンス・ダンス・ダンス」論 : 「いるかホテル」を探して
Endo Shinji
PP. 51 - 67
Issue 30
( 1992-12-25 )
「源叔父」成立考 : 〈老翁〉の物語
Iwasaki Fumito
PP. 1 - 13
『春と修羅』第二集『命令』とその背景
Kimura Tokichi
PP. 14 - 25
宮沢賢治「貝の火」における父子の葛藤 : 歪んだ報恩譚の意味
Akieda Miho
PP. 26 - 43
『明治開化 安吾捕物帖』の世界 : 民俗学との関連を中心にして
Marukara Hiroshi
PP. 44 - 55
『日本近代文学の起源』の視角について(一) : 第一次、第二次「漱石試論」との相関
向窪 督
PP. 56 - 65
柄谷行人『探究』論
Ayame Hiroharu
PP. 66 - 74
透谷論理の道程 : 近代開示の一視角として
Makibayashi Koji
PP. 75 - 84
『新生』と『仮面の告白』 : 藤村と三島にみる「宿命」と「告白」のあわい
Arimoto Nobuko
PP. 85 - 99
井伏鱒二における文学的自己定位 : 文学青年・「私」・プロレタリア文学
Maeda Sadaaki
PP. 100 - 110
人生足別離
Terayoko Takeo
PP. 111 - 123
村上春樹・その方法と位置 : 失われたものを発掘し、捉え直そうとする意味作用の剰余
Endo Shinji
PP. 124 - 134
近代文学におけるしぐさの視座
Aihara Kazukuni
PP. 135 - 141
Issue 29
( 1991-12-25 )
『うたかたの記』論 : 「ロオレライ」の図の完成・未完成をめぐって
Tanaka Hiroyuki
PP. 1 - 13
師弟の訣れ : 太宰治の井伏鱒二悪人説
Kawasaki Kazuhiro
PP. 14 - 26
遠藤周作『青い小さな葡萄』論 : 〈書く〉ことの意味をめぐって
桂 文子
PP. 27 - 38
「還れぬ旅」論 : 存在証明を超えようとする自己
Yamane Shigeki
PP. 39 - 49
大江文学における共同体と犠牲 : 『芽むしり仔撃ち』から『「芽むしり仔撃ち」裁判』へ
Iwata Eisaku
PP. 50 - 58
村上春樹「ノルウェイの森」論
Endo Shinji
PP. 59 - 74
Issue 28
( 1990-12-25 )
石川淳『佳人』論-文体の獲得 : 文体への宣戦布告
Tani Akira
PP. 1 - 13
理想主義への憧れと挫折 : 前期太宰治の文学
Kawasaki Kazuhiro
PP. 14 - 29
『S・カルマ氏の犯罪』論 : 作家誕生の物語
Tanaka Hiroyuki
PP. 30 - 43
『万延元年のフットボール』論 : 鷹四への回答として
Iwata Eisaku
PP. 44 - 54
日野啓三「此岸の家」から「彼岸の墓」への展開 : 存在基盤喪失者の捉える世界
Yamane Shigeki
PP. 55 - 66
村上春樹「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」論 : 〈世界〉の再編のために
Endo Shinji
PP. 67 - 80
Issue 27
( 1989-12-25 )
鴎外における共同体と個 : 歴史小説集『意地』三部作の構造
藤本 千鶴子
PP. 1 - 14
安部公房『赤い繭』論 : その意味と位置
Tanaka Hiroyuki
PP. 15 - 27
『金閣寺』の一人称告白体
Arimoto Nobuko
PP. 28 - 41
『芽むしり仔撃ち』論 : 「僕」像の修正をめざして
Iwata Eisaku
PP. 42 - 52
村上春樹試論 : 主体性のサバイバル
Endo Shinji
PP. 53 - 67
Issue 26
( 1988-12-25 )
『たけくらべ』題名考 : 『たけくらべ』研究稿・第二章
Hashimoto Takeshi
PP. 1 - 12
梶井基次郎『冬の蝿』論 : その作品構造について
Tani Akira
PP. 13 - 25
『個人的な体験』論 : 多元的宇宙の創出
Iwata Eisaku
PP. 26 - 39
「わが子キリスト」論
Kiyohara Masato
PP. 40 - 53
「武田泰淳・三島由紀夫・開高健における『行為』と『認識』の問題」
Endo Shinji
PP. 54 - 67
Issue 25
( 1987-12-25 )
「ふるさとびと」の「静かな充実した生」についての考察 : 後期堀文学における女主人公の系譜
Yamamoto Yuichi
PP. 1 - 15
谷崎潤一郎「痴人の愛」を読む : 一九二〇年代・都市・文学(一)
Taguchi Ritsuo
PP. 16 - 27
「蝮のすえ」論 : 「罪」の問題をめぐって
Kiyohara Masato
PP. 28 - 39
三島由紀夫『豊饒の海』論 : 「客観性の病気」のゆくえ
Arimoto Nobuko
PP. 40 - 53
開高健試論:行為、認識、感覚、外界と内界をつなぐもの
Endo Shinji
PP. 54 - 67
Issue 24
( 1986-12-25 )
一葉『闇桜』論のために : 主に〈桃水の添削〉問題
Hashimoto Takeshi
PP. 1 - 13
梶井基次郎「ある心の風景」論 : 光と影のせめぎ合い
Tani Akira
PP. 14 - 25
横光利一「機械」論 : ある都市流入者の末路
Taguchi Ritsuo
PP. 26 - 38
「司馬遷」論 : 〈史記的世界〉の構造
Kiyohara Masato
PP. 39 - 48
『仮面の告白』試論 : ある、厭世詩家と女性
Arimoto Nobuko
PP. 49 - 62
三島由紀夫と安岡章太郎 : 不在の実体に対する欲望と逃走
Endo Shinji
PP. 63 - 76
Issue 23
( 1985-12-25 )
横光利一「上海」論の試み(一) : 娼婦〈お杉〉の意味
Taguchi Ritsuo
PP. 1 - 12
「機械」論考
Endo Shinji
PP. 13 - 24
「名人伝」小考 : その意味するもの
Fujimura Takeshi
PP. 25 - 35
「ひかりごけ」論
Kiyohara Masato
PP. 36 - 48
三島由紀夫「卒塔婆小町」論 : 詩劇の試み
Arimoto Nobuko
PP. 49 - 60
Issue 22
( 1984-12-25 )
一葉『この子』覚え書き
Hashimoto Takeshi
PP. 1 - 12
横光利一「街の底」論 : 新感覚派文学の内実と意味
Taguchi Ritsuo
PP. 13 - 25
「鬼涙村」論
Endo Shinji
PP. 26 - 37
「思想と実生活」論争 : 小林秀雄敗北の意味
Marukara Hiroshi
PP. 38 - 48
二つの「多甚古村」 : 日中全面戦争下の井伏鱒二
Maeda Sadaaki
PP. 49 - 62
Issue 21
( 1983-12-01 )
徳富蘇峰初期と漢学 : 発想の一基底について
Makibayashi Koji
PP. 1 - 8
「非凡なる凡人」論 : 独歩精神革命のゆくえ
Iwasaki Fumito
PP. 9 - 16
『坑夫』論
Aihara Kazukuni
PP. 17 - 23
「門」論序説
Akai Keiko
PP. 24 - 31
「刺青」論
Endo Shinji
PP. 32 - 39
「最後の一句」の意図 : 大逆事件との関連
藤本 千鶴子
PP. 40 - 47
第二次『明星』以後における与謝野寛・晶子の断想 : 新発見の書簡を中心として
Kondo Shimpei
PP. 48 - 57
芥川龍之介の“私"と運命
向窪 督
PP. 58 - 72
宮沢賢治「饑餓陣営」考
Yokoyama Nobuyuki
PP. 73 - 77
「様々なる意匠」と三木清
Ayame Hiroharu
PP. 78 - 85
中野重治論ノート : 『中野重治詩集』について
Sakane Toshihide
PP. 86 - 94
横光利一「上海」改稿の意味
Ego Hiroshi
PP. 95 - 101
『禽獣』私注 : あるいは、「もう」の修辞学について
Shiozaki Fumio
PP. 102 - 111
『山月記』小考 : その問題点と構造及び位置
Fujimura Takeshi
PP. 112 - 119
Issue 20
( 1983-06-01 )
井伏文学の総集成 : 井伏鱒二の近業をめぐって
Isogai Hideo
PP. 3 - 9
井伏文学における自己回復の道
Ego Hiroshi
PP. 10 - 16
井伏鱒二の随筆
Iwasaki Fumito
PP. 17 - 23
井伏鱒二論 : その初期
Sakane Toshihide
PP. 24 - 29
井伏文学の方法・序説 : 「言葉について」の話法構造とメタ言語の濫用と
Shiozaki Fumio
PP. 30 - 40
「青ケ島大概記」論 : 事実と虚構、虚構部分にみられる井伏文学の特質について
Uno Kenji
PP. 41 - 50
「さざなみ軍記」論
Yokoyama Nobuyuki
PP. 51 - 57
『さざなみ軍記』文体考 : その写実性と人間愛
Kimura Tokichi
PP. 58 - 66
井伏の歴史ものの翻訳について
Liman Anthony V.
PP. 67 - 73
井伏作品における社会と個の問題 : 昭和十年から十五年の作品を中心に
Akieda Miho
PP. 74 - 81
『ジョン万次郎漂流記』の主典拠
Ito Shinichiro
PP. 82 - 90
井伏鱒二・その戦時下抵抗のかたち : 「花の町」を軸にして
Maeda Sadaaki
PP. 91 - 98
井伏鱒二の戦後 : その視点構造と情念
Aihara Kazukuni
PP. 99 - 106
井伏鱒二・戦後の歴史小説の警鐘(一) : 松川事件との関係にふれて
藤本 千鶴子
PP. 107 - 111
井伏文学における旅 : 昭和三十年代後半の作品を中心に
Akai Keiko
PP. 112 - 118
「武州鉢形城」から「黒い雨」へ
Tanabe Kenji
PP. 119 - 124
「黒い雨」略注
Terayoko Takeo
PP. 125 - 133
最近の井伏鱒二 : 放下と固執について
Makibayashi Koji
PP. 134 - 140
井伏鱒二著作年表(大正一二年~昭和五五年)
PP. 141 - 157
井伏鱒二参考文献年表稿
Terayoko Takeo
PP. 158 - 173
Issue 19
( 1980-11-30 )
「秘宮」成立試論 : 儒教における「独」の観念との関連について
Yamada Kenji
PP. 1 - 8
「草枕」小考
Akai Keiko
PP. 9 - 16
『こころ』覚書 : 「先生」は何故自殺したか
Hashimoto Takeshi
PP. 17 - 24
「鼻」の歪み
越智 良二
PP. 25 - 31
「鳥をとるやなぎ」論
Akieda Miho
PP. 32 - 40
Issue 18
( 1979-11-30 )
透谷における「風狂」の意識(上)
Yamada Kenji
PP. 1 - 6
「運命論者」論 : 独歩の〈運命観〉の形成を通して
Iwasaki Fumito
PP. 7 - 12
藤尾の形象 : 「虞美人草」における初期短篇の投影
Akai Keiko
PP. 13 - 19
萩原朔太郎論 : 啄木の影響と社会性
Sakane Toshihide
PP. 20 - 28
「さいかち淵」論
Akieda Miho
PP. 29 - 38
「上海」論序説
Ego Hiroshi
PP. 39 - 44
「仮面の告白」私見 : 三種類の「前提」の意図するところをめぐって
Maeda Sadaaki
PP. 45 - 54
Issue 17
( 1978-11-30 )
二葉亭四迷と「冷雲社」
Terayoko Takeo
PP. 1 - 10
『こゝろ』の奥さんと御嬢さん
松本 洋二
PP. 11 - 19
宮沢賢治における表現行為の意味 : 〈手紙四〉から「心象スケッチ」集へ
Ito Shinichiro
PP. 20 - 28
西脇順三郎「ギリシア的抒情詩」小考
越智 良二
PP. 29 - 35
「金閣寺」論
Maeda Sadaaki
PP. 36 - 44
未明否定論争と近代児童文学観
Yokoyama Nobuyuki
PP. 45 - 52
Issue 16
( 1977-11-30 )
北村透谷における陽明学
Yamada Kenji
PP. 1 - 9
藤村三つの劇詩の位置 : 内面の問題との関連において
Uno Kenji
PP. 10 - 16
「夢十夜」の世界
Aihara Kazukuni
PP. 17 - 22
『黴』と『道草』 : そのリアリズムの特質と自意識の様相
Kimura Tokichi
PP. 23 - 32
有島武郎の内部生命観 : その時間意識との係わり
Tanabe Kenji
PP. 33 - 40
『ambaralia』論のために : 「天気」の解釈を通じて
田中 滋啓
PP. 41 - 47
Issue 15
( 1976-11-20 )
「夢十夜」論の構想
Aihara Kazukuni
PP. 1 - 6
『黴』の研究 : 客観的認識の内部構造について
Kimura Tokichi
PP. 7 - 15
中島敦論のこころみ(二) : 表現者の系譜を廻って
越智 良二
PP. 16 - 25
戦時下の石川淳 : 『渡辺華山』における負の情念
Shiozaki Fumio
PP. 26 - 43
「むらぎも」論ノート
Sakane Toshihide
PP. 44 - 51
Issue 14
( 1975-10-20 )
北村透谷における発想法の一景
Makibayashi Koji
PP. 1 - 9
鴎外「阿部一族」の発想 : 作品と実体験
藤本 千鶴子
PP. 10 - 18
宮沢賢治の小説的作品について
Ito Shinichiro
PP. 19 - 28
「普賢」論のために
Shiozaki Fumio
PP. 29 - 41
続・「破戒」の文章
Hashimoto Takeshi
PP. 42 - 49
Issue 13
( 1974-10-20 )
「源おぢ」論
Iwasaki Fumito
PP. 1 - 12
左千夫の人麿論
Yamane Tomoe
PP. 13 - 26
朔太郎書簡にみる精神生活 : 大正四・五年の沈黙と新生
Sakane Toshihide
PP. 27 - 35
中島敦論のこころみ(一) : ひとつの心象風景を廻って
越智 良二
PP. 36 - 48
新美南吉論
Yokoyama Nobuyuki
PP. 49 - 56
Issue 12
( 1974-02-20 )
北村透谷における発想の限界 : 儒学共同体の光芒
Makibayashi Koji
PP. 1 - 18
宮沢賢治「家長制度」 : その幻想的発想をめぐって
Ito Shinichiro
PP. 19 - 30
「新感覚」的文章 : 横光利一「頭ならびに腹」について
Hashimoto Takeshi
PP. 31 - 43
「豊饒の海」論
Ito Kunio
PP. 44 - 53
深沢七郎論 : 「楢山節考」の夢の崩壊過程について
Kimura Tokichi
PP. 54 - 66
Issue 11
( 1973-06-10 )
「行人」論 : 「漱石的」なものとはなにか
Sano Kinnosuke
PP. 1 - 11
「新生」における虚実
塚本 なな
PP. 12 - 25
「羅生門」とその周辺
越智 良二
PP. 26 - 34
太宰治「新釈諸国噺」出典考
寺西 朋子
PP. 35 - 48
島尾敏雄「死の棘」と戦争
Yokoyama Nobuyuki
PP. 49 - 60
佐野金之助氏追悼
Isogai Hideo
PP. 61 - 62
Issue 10
( 1972-09-30 )
井伏鱒二の位置
Isogai Hideo
PP. 1 - 5
井伏鱒二の会話部方言表現技法 : 「朽助のゐる谷間」の場合
藤本 千鶴子
PP. 6 - 10
井伏鱒二とその郷土
Iwasaki Fumito
PP. 11 - 14
初期の井伏鱒二 : 「岬の風景」を中心にして
Makibayashi Koji
PP. 15 - 21
井伏鱒二と常民 : 「朽助のゐる谷間」「川」を中心に
Yokoyama Nobuyuki
PP. 22 - 28
『多甚古村』論
Tanabe Kenji
PP. 29 - 33
『遥拝隊長』の構造と位置
Aihara Kazukuni
PP. 34 - 40
「漂民宇三郎」論 : 庶民文学の方法について
Ego Hiroshi
PP. 41 - 45
「黒い雨」管見
Terayoko Takeo
PP. 46 - 55
サバルワルさん : ニューデリー便り
藤高 征子
PP. 56 - 59
井伏鱒二著作年表(昭和二一年~四〇年)
PP. 60 - 65
Issue 9
( 1971-08-15 )
独歩における「小民」 : とくに「驚異哲学」を軸として
Iwasaki Fumito
PP. 1 - 11
有島武郎研究 : 『三部曲』のうち未定稿および定稿『サムソンとデリラ』『[大]洪水の前』と『或る女のグリンプス』との関係を中心に
Miyano Mitsuo
PP. 12 - 24
『迷路』の位置
Tanabe Kenji
PP. 25 - 35
川端康成研究 : 『伊豆の踊子』から『禽獣』まで
藤本 正文
PP. 36 - 50
三島由紀夫の死
Aihara Kazukuni
PP. 51 - 74
Issue 8
( 1970-08-15 )
漱石と旧約世界との触れ合い : 『三四郎』を中心に
釘宮 久男
PP. 1 - 8
啄木と自然主義・社会主義
Hashimoto Takeshi
PP. 9 - 19
『得能』物と『鳴海仙吉』 : そのメカニズムと主人公
矢利 和子
PP. 20 - 31
中島敦の世界
Makibayashi Koji
PP. 32 - 43
明治小説における表現形態についての一考察 : 会話文表現に接続する地の文の接続形態と作品の抒情的性格について
Kimura Tokichi
PP. 44 - 55
Issue 7
( 1969-09-15 )
漱石文学における思惟構造(一) : 『三四郎』『それから』の絶対語を通して
Aihara Kazukuni
PP. 1 - 12
『三四郎』論
Sano Kinnosuke
PP. 13 - 22
人間茂吉の魅力
Yamane Tomoe
PP. 23 - 29
「地獄変」について : 芥川龍之介論Ⅱ
広藤 玲子
PP. 30 - 37
『濹東綺譚』論(一)
Shiozaki Fumio
PP. 38 - 50
Issue 6
( 1968-12-15 )
『浮雲』論序説
Hashimoto Takeshi
PP. 1 - 13
〈冷々亭杏雨〉から〈四明〉まで : 一つの二葉亭四迷論
Terayoko Takeo
PP. 14 - 27
夏目漱石(二) : 「余裕」の意味するもの
Sano Kinnosuke
PP. 28 - 37
梅崎春生の世界 : 『桜島』試論
Makibayashi Koji
PP. 38 - 48
太宰治「作家生活に対する構へ、覚悟。」・ほか : 太宰治と保田与重郎をめぐって
Yamanouchi Shoshi
PP. 49 - 55
Issue 5
( 1968-06-30 )
有島武郎研究 : 教会退会後の自然感をめぐって(二)
Miyano Mitsuo
PP. 1 - 10
蔵原惟人の創作方法論 : その理論の付着的増殖性
山下 嘉男
PP. 11 - 20
意地について : 阿部弥一右衛門のばあい
藤本 千鶴子
PP. 21 - 30
「暗夜行路」における段落の構成について : 文章の音声学的研究
Nagao Shoso
PP. 31 - 40
芥川龍之介の表現法 : 同形反復表現形式について
Oda Michio
PP. 41 - 49
Issue 4
( 1967-12-25 )
夏目漱石
Sano Kinnosuke
PP. 1 - 9
『明暗』試論 : 『明暗』と則天去私
釘宮 久男
PP. 10 - 20
『道草』と『家』
Aihara Kazukuni
PP. 21 - 32
内部生命論の流れ : 北村透谷を中心にして
Makibayashi Koji
PP. 33 - 45
郷土作家資料紹介 倉田百三「都の友に」ほか
Isogai Hideo
PP. 46 - 52
Issue 3
( 1967-06-25 )
国木田独歩の自然描写
三宅 義信
PP. 1 - 12
有島武郎研究 : 教会退会後の自然観をめぐつて(一)
Miyano Mitsuo
PP. 13 - 22
横光利一「機械」試論 : 心理のゲーム性について
Ego Hiroshi
PP. 23 - 33
伊藤整『小説の方法』について
Yokoyama Nobuyuki
PP. 34 - 47
木下夕爾 : その人と作品
西原 茂
PP. 48 - 60
Issue 2
( 1966-12-25 )
森鴎外「山椒大夫」の文体について : 現在形止めセンテンスの考察
Oda Michio
PP. 1 - 9
川端康成「青い海黒い海」の文体について
Nagao Shoso
PP. 10 - 21
順接作家論の虚構性 : 森川達也「島尾敏雄論」を一例に
向窪 督
PP. 22 - 34
梶井基次郎管見
Shiozaki Fumio
PP. 35 - 45
二葉亭における現実認識の構造(上) : いわゆる「実感」の論理について
Terayoko Takeo
PP. 46 - 55
Issue 1
( 1966-05-01 )
「蒲團」論序説
Hashimoto Takeshi
PP. 1 - 11
漱石文学における表現方法(四) : 第三期の視点構造を中心として
Aihara Kazukuni
PP. 12 - 24
初期の広津和郎 : センチメンタリズムの排斥
Makibayashi Koji
PP. 25 - 35
西脇順三郎ノート : 「アムバルワリア」から「旅人かえらず」へ
Sakane Toshihide
PP. 36 - 44
井伏鱒二の世界
Ego Hiroshi
PP. 45 - 56
坂口安吾研究(二) : 第二次大戦期の作品
Hamamoto Junitsu
PP. 57 - 65
文学の自律性について
Isogai Hideo
PP. 66 - 69
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『近代文学試論』ホームページ(広島大学近代文学研究会)