近代文学試論 Issue 55
published_at 2017-12-25

生き直される「サバイバー」の生 : 村上春樹「海辺のカフカ」論

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本稿は第四回村上春樹国際シンポジウム(二〇一五年七月二十五日、北九州国際会議場)「母の怒り─村上春樹「海辺のカフカ」における母と子の両義性を視座として─」、第六回村上春樹国際シンポジウム(二〇一七年七月九日同志社大学)「生き直されるサバイバーの生─「海辺のカフカ」におけるナカタ章の〈魅惑〉」を基に、大幅な改稿を施したものである。