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この文献の参照には次のURLをご利用ください :
https://doi.org/10.15027/15874
近代文学試論 40 号
2002-12-25 発行
廣津柳浪「黒蜥蝪」試論 : 《家》の制度性をめぐって
二宮 智之
全文
544 KB
kbs_40_1.pdf
About This Article
総目次
『近代文学試論』ホームページ（広島大学近代文学研究会）
Other Article
廣津柳浪「黒蜥蝪」試論 : 《家》の制度性をめぐって
PP. 1 - 12
芸術への執着と妹の献身 : 武者小路実篤『その妹』におけるジェンダー意識
PP. 13 - 24
「道草」論 : 語り手の造形をめぐって
PP. 25 - 34
芥川龍之介「手巾」論 : 新渡戸稲造の影響
PP. 35 - 48
志賀直哉「城の崎にて」試論 : 〈私小説〉〈心境小説〉神話の実態について
PP. 49 - 60
中村地平「土竜どんもぽっくり」論 : 「故郷」回帰と「南方的文学」の創出
PP. 61 - 69
「李陵」論 : 公徳と私情との狭間
PP. 70 - 79
井伏鱒二「遥拝隊長」論 : 二人の帰還者
PP. 80 - 88
井伏鱒二における中間小説 : 「お島の存念書」試論
PP. 89 - 97
三島由紀夫「幸福号出帆」論 : エンターティメント小説にみる手法
PP. 98 - 108
日野啓三『砂丘が動くように』論 : 一九八〇年代文学の考察に向けて
PP. 109 - 119
村上春樹「ノルウェイの森」論 : 「緑」への手記
PP. 120 - 130
斎藤緑雨の「恋」と「闇」 : 恋愛神聖論から道徳回帰への時代の中で
PP. 131 - 143
島木健作と堀坂山行 : 朝倉菊雄と梅川文男における転向/非転向
PP. 144 - 155
戦前期における〈回教〉をめぐる言説・研究序説 : 同時代の「文学者」との接点を軸に
PP. 156 - 167
戦時下の大衆文学者 : 村上元三の場合
PP. 168 - 181
大江健三郎と武満徹の水脈 : 音としての言葉・言葉としての音
PP. 182 - 190
夢枕獏試論 : 消費される過剰な欲望
PP. 191 - 202
近代文学の「源氏物語」受容史 : 研究史概観を中心に
PP. 203 - 212
もう一つの透谷 : その可能性と限界
PP. 213 - 221
与謝野晶子短歌の裾野 : 『冬柏』『明星』同人三宅雪枝のこと
PP. 222 - 228
