幼児の音楽的能力の育成に関する基礎的研究(1) : 一斉歌唱活動時における幼児の歌声に着目して

学部・附属学校共同研究紀要 Issue 39 Page 105-110 published_at 2011-03-24
アクセス数 : 1759
ダウンロード数 : 568

今月のアクセス数 : 0
今月のダウンロード数 : 0
File
AnnEducRes_39_105.pdf 1.17 MB 種類 : fulltext
Title ( jpn )
幼児の音楽的能力の育成に関する基礎的研究(1) : 一斉歌唱活動時における幼児の歌声に着目して
Title ( eng )
A basic study on the development of young children's musical ability (1) :Focusing on young children's singing voice in unison singing.
Creator
Hayashi Yoshie
Yukawa Keiko
Yoshihara Chiemi
Inoue Yoshiko
Tsubota Shiho
Yamanaka Satomi
Higashi Kanako
Miyatani Tomoko
Kawasaki Chiho
Source Title
学部・附属学校共同研究紀要
THE ANNALS OF EDUCATIONAL RESEARCH
Issue 39
Start Page 105
End Page 110
Journal Identifire
[PISSN] 1346-5104
[EISSN] 2435-9041
[NCID] AA11551679
Abstract
本研究の目的は, 幼児が一斉歌唱活動を行う際に伴奏の有無, およびイヤホンで自分の声をモニターしながら歌うか否か, という異なる条件下で幼児個々の歌声がどのように変化するのかを明らかにすることである。その結果, 以下のことが明らかとなった。第1に, 正確な音高での歌唱は, イヤホンで自分の声をモニターすること, および伴奏による音高の補助があることの2つの要素によって導かれる。第2に, 正確な音高での歌唱に密接に関わるのは, 年少では自分の声をモニターする要素であり, 年中および年長では伴奏の要素である。第3に, G4以上の高い音域よりもG4未満の低い音域の方が正確な音高で歌唱できる。第4に, どなり声の生起は一斉歌唱時に自分の声が聞こえにくい状況においてその生起率は高くなる。しかし, 年長になると伴奏の有無やイヤホンの有無といった条件への依存度が低くなり, どのような条件下でも比較的一定して歌声に近いものとなる。
NDC
Education [ 370 ]
Language
jpn
Resource Type departmental bulletin paper
Publisher
広島大学学部・附属学校共同研究機構
Date of Issued 2011-03-24
Publish Type Version of Record
Access Rights open access
Source Identifier
[ISSN] 1346-5104
[NCID] AA11551679