小学校1学年における絵本を用いた読書指導の可能性 : 国語科と図画工作科との関連を図った指導を中心に
初等教育カリキュラム研究 7 号
69-84 頁
2019-03-31 発行
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種類 :
全文
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タイトル ( jpn ) |
小学校1学年における絵本を用いた読書指導の可能性 : 国語科と図画工作科との関連を図った指導を中心に
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タイトル ( eng ) |
Reading Picture Books in Elementary School: Defining Links Between the National Language Department and the Course of Drawing and Handicraft
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作成者 | |
収録物名 |
初等教育カリキュラム研究
Journal of elementary education and curriculum
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号 | 7 |
開始ページ | 69 |
終了ページ | 84 |
収録物識別子 |
[PISSN] 2187-6800
[NCID] AA12611299
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抄録 |
保幼小の円滑な接続が求められる現在,小学校1学年においては,幼児期に行われてきた読み聞かせを引き継ぎながら,児童が絵本の読み方を習得し,楽しみながら読む力を身に付けることができるように指導を行っていく必要がある。本研究では,絵本の文章だけでなく,絵を丁寧に読むことで絵本を深く読むことができると捉え,絵を読むことに関する絵本研究を基に,まず絵本の絵を読むことの意義と,絵を読むことで目指す力について考察した。次に,絵本研究から,絵に注目するために必要な絵の構成要素とページ構成を抽出した。さらに,それらを用いて絵本『はなのみち』の教材研究を行い,文と共に絵を読む方法を取り入れた読み聞かせの指導により,どのような読み方を身に付けることが可能であるか,絵本が教材としてどのような意義をもつかについて考察し,国語科と図画工作科との合科的・関連的な読書指導の可能性を示した。
In the first grade of elementary school, it is necessary to provide guidance on how to read picture books from a new viewpoint, rather than simply reading stories from early childhood picture books. The purpose of this research is to consider the significance of reading the pictures of a picture book and the abilities required to read a picture book. By studying picture books as teaching materials, imbued with pictorial elements we need to pay attention to, we outline a way to read pictures with words to young students. In addition, it can be shown that this reading ability supports links between the Japanese language department and the drawing department.
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著者キーワード |
絵本研究
絵
文章
読み聞かせ
要素
Picture Book Study
Pictures
Sentences
Story Telling
Story Element
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言語 |
日本語
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資源タイプ | 学術雑誌論文 |
出版者 |
初等教育カリキュラム学会
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発行日 | 2019-03-31 |
権利情報 |
Copyright (c) 2019 初等教育カリキュラム学会
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出版タイプ | Version of Record(出版社版。早期公開を含む) |
アクセス権 | オープンアクセス |
収録物識別子 |
[ISSN] 2187-6800
[NCID] AA12611299
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