新学習指導要領の下での授業実践 : 生活科におけるクオリアとしての気付きの構造と実際

学部・附属学校共同研究紀要 41 号 183-190 頁 2013-03-22 発行
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ファイル情報(添付)
AnnEducRes_41_183.pdf 749 KB 種類 : 全文
タイトル ( jpn )
新学習指導要領の下での授業実践 : 生活科におけるクオリアとしての気付きの構造と実際
タイトル ( eng )
A study on qualia as awareness in lessons of Living Environment Studies
作成者
樽谷 秀幸
二井岡 直文
収録物名
学部・附属学校共同研究紀要
THE ANNALS OF EDUCATIONAL RESEARCH
41
開始ページ 183
終了ページ 190
収録物識別子
[PISSN] 1346-5104
[EISSN] 2435-9041
[NCID] AA11551679
抄録
本研究では,先行研究や本研究グループによるこれまでの研究成果を踏まえ,生活科におけるクオリア(qualia)としての気付きの状況を構造的に把握し,授業実践との関係を明らかにすることを目的とする。小学校第1学年「からだいっぱいにあきをかんじよう」「あきをたのしもう」「カタツムリとなかよし」,第2学年「つくってあそぼう」の4本の授業実践事例を基に検討した結果,クオリアとしての気付きと授業実践との関係として,①かかわりの深まりがクオリアを豊かにすること,②教師の意図的な働きかけがクオリアに影響すること,③多様な事象・活動の設定がクオリアの幅を拡げること,の3点を示した。今後引き続きいろいろな内容や単元,活動場面においてクオリアとしての気付きの状況を明らかにし,生活科授業構成のための知見の蓄積を進めていきたい。
NDC分類
教育 [ 370 ]
言語
日本語
資源タイプ 紀要論文
出版者
広島大学学部・附属学校共同研究機構
発行日 2013-03-22
出版タイプ Version of Record(出版社版。早期公開を含む)
アクセス権 オープンアクセス
収録物識別子
[ISSN] 1346-5104
[NCID] AA11551679