運動療法実践者の顧客満足と運動に対する動機づけとの関連性の検討 : 理学療法士が介入している多施設間の横断研究(平成20年度研究助成報告書)

理学療法学 37 巻 2 号 108-109 頁 2010-04-20 発行
アクセス数 : 956
ダウンロード数 : 158

今月のアクセス数 : 12
今月のダウンロード数 : 5
ファイル情報(添付)
110007610284.pdf 256 KB 種類 : 全文
タイトル ( jpn )
運動療法実践者の顧客満足と運動に対する動機づけとの関連性の検討 : 理学療法士が介入している多施設間の横断研究(平成20年度研究助成報告書)
タイトル ( eng )
Examination of the relationship between customer satisfaction and the motivation for exercises among therapeutic exercise practitioner : A Cross sectional study on the many institutions intervening physical therapist(Reports Supported by JPTA Grant)
作成者
梶村 政司
井出 善広
吉田 俊之
大原 寿
小澤 淳也
戸梶 亜紀彦
収録物名
理学療法学
37
2
開始ページ 108
終了ページ 109
抄録
【目的】本研究では,理学療法士による運動療法実践者の顧客満足度向上の意義を臨床的な観点から検討するために,顧客満足と運動に対する動機づけとの関連性を明らかにすることを目的とした。【方法】理学療法士が介入している4施設において運動療法を実践している215名を対象に質問紙調査を行った。顧客満足度の測定にはCSSNSを使用し,運動に対する動機づけの測定にはBREQ-2を使用した。顧客満足と運動に対する動機づけとの関連について,施設ごとに相関分析とパス解析を行った。【結果】相関分析の結果,4施設とも,顧客満足は運動に対する動機づけのうち,自己決定的な動機づけと有意に関連していた。しかしながら,パス解析の結果では,顧客満足の下位概念と運動に対する動機づけとの関連は,4施設で一貫した傾向にないことが示された。【結論】運動に対する動機づけに影響を及ぼす顧客満足の下位概念は施設間で一貫しないが,運動療法実践者の顧客満足自体は運動に対する自己決定的な動機づけに影響を及ぼすと考えられる。
著者キーワード
顧客満足
運動療法
動機づけ
NDC分類
医学 [ 490 ]
言語
日本語
資源タイプ 学術雑誌論文
出版者
社団法人日本理学療法士協会
発行日 2010-04-20
権利情報
社団法人日本理学療法士協会
本文データは学協会の許諾に基づきCiNiiから複製したものである
出版タイプ Version of Record(出版社版。早期公開を含む)
アクセス権 オープンアクセス
収録物識別子
[ISSN] 0289-3770
[NCID] AN10146032
[NAID] 110007610284 ~の異版である