自然体験活動が不登校経験者の発達に及ぼす影響と意味づけ <論文>

広島大学心理学研究 11 号 189-199 頁 2012-03-31 発行
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タイトル ( jpn )
自然体験活動が不登校経験者の発達に及ぼす影響と意味づけ <論文>
タイトル ( eng )
The influence and meaningfulness of nature activities on development of the youth with experience of school refusal
作成者
小嶋 由香
馴田 佳央
収録物名
広島大学心理学研究
Hiroshima Psychological Research
11
開始ページ 189
終了ページ 199
収録物識別子
[PISSN] 1347-1619
[EISSN] 2759-0968
[NCID] AA11616129
抄録
本研究は,不登校児童・生徒を対象とした宿泊をともなう自然体験活動が不登校生の発達に及ぼす影響とその意味づけを,不登校生自身の回想的語りの分析によって検討した。かつて不登校を経験し,現在は高校・大学へ通学している青年男女6名に半構造化面接を実施した。不登校生は自然体験活動を,対人関係の広がり,他者への信頼,活力源,癒し・安心,日常の支え等として意味づけていることが示され,自然体験活動は,不登校後半期において,外界とつながる体験や適度な高さのハードルとして有効であることが示唆された。
著者キーワード
不登校
自然体験活動
意味づけ
回想的語り
NDC分類
心理学 [ 140 ]
言語
日本語
資源タイプ 紀要論文
出版者
広島大学大学院教育学研究科心理学講座
発行日 2012-03-31
出版タイプ Version of Record(出版社版。早期公開を含む)
アクセス権 オープンアクセス
収録物識別子
[ISSN] 1347-1619
[NCID] AA11616129