書く力を養う英語科の教材および学習指導開発
学部・附属学校共同研究紀要 39 号
369-373 頁
2011-03-24 発行
アクセス数 : 1477 件
ダウンロード数 : 342 件
今月のアクセス数 : 2 件
今月のダウンロード数 : 2 件
この文献の参照には次のURLをご利用ください : https://doi.org/10.15027/31270
ファイル情報(添付) |
AnnEducRes_39_369.pdf
1.23 MB
種類 :
全文
|
タイトル ( jpn ) |
書く力を養う英語科の教材および学習指導開発
|
タイトル ( eng ) |
A development on teaching materials and methods for enhancing writing ability at junior high schools in the English education
|
作成者 |
村上 直子
|
収録物名 |
学部・附属学校共同研究紀要
THE ANNALS OF EDUCATIONAL RESEARCH
|
号 | 39 |
開始ページ | 369 |
終了ページ | 373 |
収録物識別子 |
[PISSN] 1346-5104
[EISSN] 2435-9041
[NCID] AA11551679
|
抄録 |
本研究の目的は, 創造的思考力の育成を図りつつ, その結果として表れる4技能の能力の中でも, 特に書く能力の育成に着目し, 書く力を養う英語科の教材や学習指導法の開発することである。今年度の実践では, 生徒の発達段階に応じながら, 既習事項を用いて, 書く活動を繰り返し学習することにより, 新学習指導要領にある「身近な場面における出来事や体験したことなどについて, 自分の考えや気持ちなどを書くこと」といった言語活動の充実および定着を図ることに視点を当てた授業を展開した。その実践例では, 文法事項の定着のために, ピアサポートを取り入れ, 生徒が主体的に文法事項と向き合う機会を多く設定した。その結果, 生徒同士で書いた作品を読み返したり, 書き直したりする時間が増え, 書いた作品を精選していく中で, よりよい表現を考えて書こうとする意欲が高まることが生徒の評価カードの記述から分かった。また, 書く活動を個人で行った後に, グループで話し合って作品を仕上げていく活動を取り入れることによって, 学力差へ配慮した指導を行うことができた。この成果を生かしても, 学力差に配慮しながら, 段階的に目標を設定して, 書くことにおける適切な指導を行っていくとともに, 学習効果についても検証していきたい。
|
NDC分類 |
教育 [ 370 ]
|
言語 |
日本語
|
資源タイプ | 紀要論文 |
出版者 |
広島大学学部・附属学校共同研究機構
|
発行日 | 2011-03-24 |
出版タイプ | Version of Record(出版社版。早期公開を含む) |
アクセス権 | オープンアクセス |
収録物識別子 |
[ISSN] 1346-5104
[NCID] AA11551679
|