確かな学力の育成と評価の在り方 : 「書くこと」の活動を通して, 読みの深化をはかる授業づくり
学部・附属学校共同研究紀要 39 号
267-272 頁
2011-03-24 発行
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種類 :
全文
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タイトル ( jpn ) |
確かな学力の育成と評価の在り方 : 「書くこと」の活動を通して, 読みの深化をはかる授業づくり
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タイトル ( eng ) |
A Study of the Develpment and Evaluation of Solid Academic Abilities. : Planning Lessons to Deepen Reading through Writing Activities.
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作成者 |
實谷 富美
八澤 聡
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収録物名 |
学部・附属学校共同研究紀要
THE ANNALS OF EDUCATIONAL RESEARCH
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号 | 39 |
開始ページ | 267 |
終了ページ | 272 |
収録物識別子 |
[PISSN] 1346-5104
[EISSN] 2435-9041
[NCID] AA11551679
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抄録 |
本研究の目的は, 生徒自身の意欲・関心を引き出すプロセスの在り方を探ると同時に, さまざまな他者の言葉と協同させることで, 「言葉」を吟味し選択する「探究」活動を仕組み, 体験炊きに学ばせる指導の在り方を明らかにしていくものである。また, そこに適切な評価を行うことで, 新たな学習意欲の向上につながる評価の在り方を探ることにある。その際に「読むこと」の学習場面において, 効果的な「書く活動」を仕組むことで生徒一人ひとりの思考活動を確かなものにすることをめざす。さらにそこで得られた思考を他者に向かって発信し, 練り合い, 評価し合うことによって読みの深化を図ろうとするものである。実践に当たっては, 古典教材を取り上げ, 言語知識としての古典理解ではなく, 読み物教材として「楽しく・親しみ」, 読みを深めていくものとした。結論として, 今回の授業実践において, 「書く」活動を継続して行っていくことは, 生徒一人ひとりが言葉に向き合い・思考を深めることにつながることが確認された。また, 各過程において自己評価や他者評価を行うことで「自己の変容」に気づき, 主体的な学びが生まれ, 「確かな学力」の育成につながるものと考える。
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NDC分類 |
教育 [ 370 ]
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言語 |
日本語
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資源タイプ | 紀要論文 |
出版者 |
広島大学学部・附属学校共同研究機構
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発行日 | 2011-03-24 |
出版タイプ | Version of Record(出版社版。早期公開を含む) |
アクセス権 | オープンアクセス |
収録物識別子 |
[ISSN] 1346-5104
[NCID] AA11551679
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