かかわる力を育む幼小一貫の道徳教育カリキュラム開発のための基礎研究(4)
学部・附属学校共同研究紀要 37 号
279-284 頁
2009-03-31 発行
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種類 :
全文
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タイトル ( jpn ) |
かかわる力を育む幼小一貫の道徳教育カリキュラム開発のための基礎研究(4)
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タイトル ( eng ) |
Investigation for the curriculum development of moral education between Kindergarten and elementary school from the point of sosial relation (part 4).
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作成者 |
神山 貴弥
長野 由知
中島 敦夫
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収録物名 |
学部・附属学校共同研究紀要
THE ANNALS OF EDUCATIONAL RESEARCH
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号 | 37 |
開始ページ | 279 |
終了ページ | 284 |
収録物識別子 |
[PISSN] 1346-5104
[EISSN] 2435-9041
[NCID] AA11551679
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抄録 |
本研究の目的は幼稚園児との交流に対する態度をより高レベルで維持させる園児や児童同士の組み合わせのあり方を明らかにすることである。研究4-1の結果, 3人組で活動した感情低下群の児童は統制性の値が低く, 2人組で活動した認知行動意図低下群の児童は情緒性の値が高いことが明らかになった。そこで研究4-2では, 事前に性格検査を行い, 統制性低児は園児との2人組か統制性低児との3人組とし, 情緒性高児は情緒性高児との3人組として交流活動を行った。その結果, 統制性低児では交流に対する態度3成分の高レベル維持や感情成分の上昇がみられた。ただ, 感情成分が上昇した半面, 行動意図成分が低レベルで推移した児童については, さらにインパクトのある交流を継続して行うなど行動意図成分をも上昇させる手だてが必要と考える。一方, 情緒性高児においては感情成分が上昇せず低レベルで推移した。しかし, 面接調査や参与観察の結果ペア園児に対する意識は少しずつ高まっており, 情緒性高児を情緒性高児との3人組とした組み合わせに問題はなかったと考える。従って, 今後も交流活動を継続することで園児との関係がさらに深まり, 感情成分の上昇が期待できると考える。
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NDC分類 |
教育 [ 370 ]
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言語 |
日本語
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資源タイプ | 紀要論文 |
出版者 |
広島大学学部・附属学校共同研究機構
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発行日 | 2009-03-31 |
出版タイプ | Version of Record(出版社版。早期公開を含む) |
アクセス権 | オープンアクセス |
収録物識別子 |
[ISSN] 1346-5104
[NCID] AA11551679
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