「エピソード記述」による保育実践の省察 : 保育の質を高めるための実践記録と保育カンファレンスの検討
学部・附属学校共同研究紀要 37 号
229-237 頁
2009-03-31 発行
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種類 :
全文
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タイトル ( jpn ) |
「エピソード記述」による保育実践の省察 : 保育の質を高めるための実践記録と保育カンファレンスの検討
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タイトル ( eng ) |
A Study of Reflection through "Episodic Recording Method" in Kindergarten : Analysis of Practical Record and Conference for Improving Childcare Practice.
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作成者 |
岡花 祈一郎
財満 由美子
林 よし恵
上松 由美子
落合 さゆり
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収録物名 |
学部・附属学校共同研究紀要
THE ANNALS OF EDUCATIONAL RESEARCH
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号 | 37 |
開始ページ | 229 |
終了ページ | 237 |
収録物識別子 |
[PISSN] 1346-5104
[EISSN] 2435-9041
[NCID] AA11551679
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抄録 |
本研究の目的は, 「保育実践」→「エピソード記述」→「保育カンファレンス」→「リライト」→「再び保育実践」という一連のプロセスにおける省察についての方法論を検討し, その可能性を明らかにすることにある。これまでの実践記録の多くは行動観察に基づく客観的な事実のみが記述されることが多かった。他方, 鯨岡(2005; 2007; 2008)が提唱するエピソード記述法は, 保育者が綴る実践記録として, 質的研究方法のひとつとして注目されてきている。本研究では, 鯨岡のエピソード記述法を手がかりに, エピソード記述を描き, それをもとに保育カンファレンスを行い, カンファレンスでの協議をもとに, 再度エピソード記述を書き直した。このような一連の過程における実践的意義として以下のようなことが挙げられる。第一に, エピソード記述を描くことにより, 保育者自身が抱える問題意識がより明確となり, その子(対象児)理解の枠組みが意識化されたと考えられる。第二に, カンファレンスを行い, その後にリライトを行った結果, 時間の経過にともなう子どもの変容や保育者自身の子ども理解の枠組みに関する変化を捉えることができた点である。
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NDC分類 |
教育 [ 370 ]
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言語 |
日本語
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資源タイプ | 紀要論文 |
出版者 |
広島大学学部・附属学校共同研究機構
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発行日 | 2009-03-31 |
出版タイプ | Version of Record(出版社版。早期公開を含む) |
アクセス権 | オープンアクセス |
収録物識別子 |
[ISSN] 1346-5104
[NCID] AA11551679
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