幼児の模型空間における再定位研究の展望

広島大学心理学研究 7 号 255-272 頁 2008-03-31 発行
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ファイル情報(添付)
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タイトル ( jpn )
幼児の模型空間における再定位研究の展望
タイトル ( eng )
A review of young children's reorientation in a small-scale environment
作成者
多田 幸子
収録物名
広島大学心理学研究
Hiroshima Psychological Research
7
開始ページ 255
終了ページ 272
収録物識別子
[PISSN] 1347-1619
[EISSN] 2759-0968
[NCID] AA11616129
抄録
本稿では、幼児を対象とする模型空間における再定位研究を、移動可能空間での研究とともに紹介し、得られた知見を包括的に捉えることを試みた。情報利用の点から概観することにより、再定位の発達には複数の要因が複雑に絡み合い作用していることが推察された。それを踏まえて、先行研究での知見を説明するために提案された、幾何学的モジュール説と適応的結合説に言及した。そして最後に、それらの理論的枠組みが有する再定位プロセスの見直しを課題としてあげ、模型空間における再定位研究の発展方向について考察した。
著者キーワード
空間定位
空間認知
認知発達
NDC分類
心理学 [ 140 ]
言語
日本語
資源タイプ 紀要論文
出版者
広島大学大学院教育学研究科心理学講座
発行日 2008-03-31
出版タイプ Version of Record(出版社版。早期公開を含む)
アクセス権 オープンアクセス
収録物識別子
[ISSN] 1347-1619
[NCID] AA11616129