眼内レンズによるグレア発生原因解明のためのレンズのモデル化と光のシミュレーション

MIRU2007 画像の認識・理解シンポジウム論文集 1171-1176 頁 2007-07 発行
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ファイル情報(添付)
20070730-MIRU2007-Fukunaga.pdf 402 KB 種類 : 全文
タイトル ( jpn )
眼内レンズによるグレア発生原因解明のためのレンズのモデル化と光のシミュレーション
タイトル ( eng )
IOLmodeling and light imulation for glare source analysis
作成者
福永 充吉
曽根 隆志
三嶋 弘
収録物名
MIRU2007 画像の認識・理解シンポジウム論文集
開始ページ 1171
終了ページ 1176
抄録
眼病として眼球の水晶体が白く濁る白内障がある.この病気により一度白く濁った水晶体は元に戻ることは無い.水晶体中の白く濁った部分を除去し,その中に眼内レンズを挿入する小切開白内障手術を行うことにより,視力の回復が見込まれる.しかし,術後の後遺症の一つとしてグレアの知覚が挙げられる.グレアとはレンズを挿入したことにより生じるぎらつきのことを指す.グレアの発生原因に関する詳しい解析はまだ十分に行われていない.本稿では,グレア発生原因解析の基礎研究として,眼内レンズ断面形状のモデル化.眼内レンズに入射する光を反射・屈折を考慮して光線追跡を行い,眼底での輝度分布をシミュレーションする方法について述べる.
Cataract is the eye disease which clouds the lens of the eye. Vision can be returned through the cataract operation which inserts an intraocular lens into the eye. However a postoperative after effect exists in which a glare is generated. In this paper we approximate IOL's cross section shape using least squares approach, and trace light rays via taking into accout reflection and refraction. Then by observing the distribution of Rays onto a Fundus model we determined a glare exists.
著者キーワード
レイトレーシング
眼内レンズ
グレア
白内障
輝度分布
ray tracing
IOL
glare
cataract
intensity distribution
NDC分類
電気工学 [ 540 ]
医学 [ 490 ]
言語
日本語
資源タイプ 会議発表論文
出版者
画像情報フォーラム
発行日 2007-07
権利情報
Copyright (c) 2007 画像情報フォーラム
出版タイプ Version of Record(出版社版。早期公開を含む)
アクセス権 オープンアクセス
収録物識別子
[URI] http://ir.lib.hiroshima-u.ac.jp/00019814