自己開示に及ぼす親密さとコミュニケーションメディアの影響

広島大学心理学研究 4 号 77-87 頁 2005-03-28 発行
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タイトル ( jpn )
自己開示に及ぼす親密さとコミュニケーションメディアの影響
タイトル ( eng )
The effect of intimacy and communication media on self-disclosure
作成者
三根 拓己
高本 雪子
収録物名
広島大学心理学研究
Hiroshima Psychological Research
4
開始ページ 77
終了ページ 87
収録物識別子
[PISSN] 1347-1619
[EISSN] 2759-0968
[NCID] AA11616129
抄録
本研究は,自己開示に及ばす相手との親密度とコミュニケーションメディアの影響を検討することを目的とした.コミュニケーションメディアとしては,対面,携帯電話,携帯メールを設定し,相手との親密度は高,低の2条件を設定した.コミュニケーションメディアを被験者内要因,親密度を被験者間要因の混合計画とし,大学生(高親密度条件が39名,低親密度条件が」5名)を対象に実験を行った.その際,先行研究を基に,次の3つの仮説を立てた.まず仮説iとして,コミュニケーションメディアの種類を問わず,高槻密度条件のほうが低親密度条件に比べて,自己開示量が多くなると推測した.仮説2として,高親密度条件では,対面条件において自己開示が最も多くなると推測した.仮説3として,低親密度条件では,携帯メール条件において自己開示が最も多くなると推測した.実験の結果,仮説1,仮説2は支持された.しかし,低親密度条件では,高親密度条件と同様,対面条件で自己開示崖が最も多くなり,仮説3は支持されなかった.
著者キーワード
コミュニケーションメディア
親密度
自己開示
対人コミュニケーション評価
NDC分類
心理学 [ 140 ]
言語
日本語
資源タイプ 紀要論文
出版者
広島大学大学院教育学研究科心理学講座
発行日 2005-03-28
権利情報
Copyright by Author
出版タイプ Version of Record(出版社版。早期公開を含む)
アクセス権 オープンアクセス
収録物識別子
[ISSN] 1347-1619
[NCID] AA11616129