聴覚障害学生のための教育実習での情報保障

ATAC Proceedings Volume 2004 Page 67-69 published_at 2004-12
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File
ATAC2004_ytanaka.pdf 243 KB 種類 : fulltext
Title ( jpn )
聴覚障害学生のための教育実習での情報保障
Creator
Tanaka Yoshinori
Source Title
ATAC Proceedings
Volume 2004
Start Page 67
End Page 69
Abstract
広島大学附属東雲中学校(普通校)にて、初めて聴覚障害学生を教育実習生として受け入れ、その実習の際に情報保障を行う必要があった。その方法として、教壇実習の際にパソコンと無線式キーボードを用いて文字による情報保障をすることで、聴覚障害学生と生徒とがコミュニケーションをとり、授業を進めていくことができたので紹介する。実際の情報保障で問題となったのは、(1)パソコンと無線式キーボードの距離(2)設置場所(3)入力のスムーズさの3点であった。特に設置場所については、当初、無線式キーボードを生徒どおしで手渡して入力をお願いするものであったが、それでは時間がかかるため、実習期間後半には場所を固定した。また生徒が機器を使用することで、授業での緊張感や生徒個人個人の集中力の持続が難しいのではないかとの懸念があったが、授業上の工夫によって、それを克服した。
NDC
Education [ 370 ]
Language
jpn
Resource Type conference paper
Publisher
こころリソースブック出版会
Date of Issued 2004-12
Publish Type Author’s Original
Access Rights open access
Source Identifier
[URI] http://www.e-at.org/