授業記録から見たネット型ゲームにおける3年生の思考過程 : 「テニスバレー」の実践を通して
広島大学附属三原学校園研究紀要 5 巻
155-162 頁
2015-03-26 発行
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種類 :
全文
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タイトル ( jpn ) |
授業記録から見たネット型ゲームにおける3年生の思考過程 : 「テニスバレー」の実践を通して
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タイトル ( eng ) |
3rd Graders' Thinking Process in Net-Game from Class Records: Through a Practice of Tennis-Volleyball
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作成者 | |
収録物名 |
広島大学附属三原学校園研究紀要
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巻 | 5 |
開始ページ | 155 |
終了ページ | 162 |
ページ数 | 8 |
収録物識別子 |
[PISSN] 2185-5242
[NCID] AA12942412
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抄録 |
本研究では,子どもたちの記述した授業記録を中心にネット型のボールゲームにおける小学校3年生の思考過程を考察した。その結果,ボール操作能力を高めることが期待できる協力的なゲームを実施した後に敵対的なゲームを導入すると相手コートに対する意識が強まること,ボール操作までの時間的余裕をつくることによって攻撃の戦術的な思考を比較的早く引き出すことができること,そうした条件の中では,「攻め」「(攻めのための)つなぎ」という順序で思考がなされていることを明らかにすることができた。
今後,一人一人の子どもの思考や動きと彼をとりまく仲間たちのかかわりとの関連に注目し,個と集団の関係性を考慮した授業づくりを追究していきたい。 This study investigates 3rd graders' thinking process in net-game from what the pupils wrote in class records. This study reveals three findings; introduction of competing game after playing collaborative game to enhance pupils' ball control ability; devising rules that allow enough time for the ball control can smoothly elicit pupils' strategic thinking in offence; in such situation, their thoughts associated with "offence", "sequence (for offence)" in order. Implications of this study are discussed to explore a lesson planning for the relationship between individual and group, focusing on each pupil's thought and movement, and the interaction with other classmates for future study.
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言語 |
日本語
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資源タイプ | 紀要論文 |
出版者 |
広島大学附属三原幼稚園
広島大学附属三原小学校
広島大学附属三原中学校
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発行日 | 2015-03-26 |
出版タイプ | Version of Record(出版社版。早期公開を含む) |
アクセス権 | オープンアクセス |