エネルギーをテーマにした日本・チェコ・ドイツ海外研修,訪日研修の成果と課題
中等教育研究紀要 68 号
51-58 頁
2022-03-31 発行
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BullTheoryPracticeSecEdu_68_51.pdf
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種類 :
全文
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タイトル ( jpn ) |
エネルギーをテーマにした日本・チェコ・ドイツ海外研修,訪日研修の成果と課題
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タイトル ( eng ) |
Assessment of Japan-Czech Republic-Germany Cooperative Program Addressing the Issue of Energy
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作成者 | |
収録物名 |
中等教育研究紀要
Bulletin of theory and practice in secondary education
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号 | 68 |
開始ページ | 51 |
終了ページ | 58 |
収録物識別子 |
[PISSN] 1349-7782
[NCID] AA12025729
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抄録 |
本報告は,平成28年度指定スーパーサイエンスハイスクール(科学技術人材育成重点枠)事業において,本校の高校生がチェコ,ドイツをフィールドとして行った海外研修(2016年10月実施),並びに広島大学の支援を得て行ったチェコ,ドイツの高校生が来日して行った訪日研修(2017年10-11月実施)(2か年の延べ生徒参加人数85人)の内容,及び成果と課題を示すものである。研修は,将来のエネルギー社会の在り方に関する事前学習,現地視察・実習,講義,意思決定,及びワークショップで構成されている。研修後に行ったアンケート調査を分析した結果,次の点が明らかになった。(1)再生可能エネルギーに関する新たな知識を得ることができた。(2)エネルギー問題の解決には,異なる国どうしの相互理解や継続的な協力関係が重要であると認識するようになった。(3)将来のエネルギーの在り方について意思決定する場合,各国生徒で異なる情報源を参考にしている一方で,科学・技術の発展や客観的なデータを重視するという点は共通していた。本稿で示す海外共同研修の成果と課題は,異なる言語や価値観を有する生徒が協働してSDGs(Sustainable Development Goals)実践を行う際の指針となるものと考えられる。
This report describes the content of the Japan-Czech Republic-Germany Cooperative Program in which 85 students from three countries participated during overseas visits in 2016 and a visit to Japan in 2017. The program focused on future energy problems, and the contents were compiled by pre-study, fieldwork, lessons, decision making, and a workshop. The analysis of the questionnaires demonstrated that the students had increased their knowledge about renewable energy. It was also concluded that mutual understanding and continuous collaboration among three countries play an important role when tackling energy problems on a global scale. On the other hand, each country’s students referred to their specific information in decision making for using energy in future. I believe this report will function as a precedent-setting example of the SDGs based on an overseas collaborative program where pupils with different languages and diverse values participate.
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内容記述 |
JCG 研修は,平成24年度指定広島大学附属高等学校スーパーサイエンスハイスクール事業(『科学的な知の体系』の習得と,国際的な視野や高度な倫理観の涵養を通して『持続可能な社会』を先導する人材の育成を図る教育課程の研究開発)における科学技術人材育成重点枠事業(『ESDの視点と国際性を備えた科学技術人材の育成,及び人材育成に向けた指導者の養成』)の助成,及び広島大学からの支援を得て行ったものである。
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言語 |
日本語
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資源タイプ | 紀要論文 |
出版者 |
広島大学附属中・高等学校
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発行日 | 2022-03-31 |
出版タイプ | Version of Record(出版社版。早期公開を含む) |
アクセス権 | オープンアクセス |
収録物識別子 |
[ISSN] 1349-7782
[NCID] AA12025729
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