論理的文章における程度副詞について : 文体差と意味的用法の観点から比較を表す程度副詞を中心に

ニダバ 39 号 106-115 頁 2010-03-31 発行
アクセス数 : 640
ダウンロード数 : 273

今月のアクセス数 : 2
今月のダウンロード数 : 7
ファイル情報(添付)
Nidaba_39_106.pdf 1.11 MB 種類 : 全文
タイトル ( jpn )
論理的文章における程度副詞について : 文体差と意味的用法の観点から比較を表す程度副詞を中心に
作成者
渡辺 史央
収録物名
ニダバ
NIDABA
39
開始ページ 106
終了ページ 115
収録物識別子
[ISSN] 0289-0089
[NCID] AN0000428X
抄録
本稿は、論理的な文章のなかで、論述文と論説文における程度副詞の現れ方について、文体差と意味用法の観点から検証および分析するものである。本稿で取り上げる程度副詞は、比較を表す副詞の中から「もっと」「さらに」「もっとも」「一番」である。また、程度副詞の中でも多数を占める程度が大きいことを表す副詞の中から「非常に」「とても」についても考察する。本稿では、論説文の類でもある新聞の社説における現れ方について見ていくことで、程度副詞の文体差というものについて考え、さらに、留学生(中国語母語話者)の書いた論述分から1)文体差に関する誤用、2)意味用法に関する誤用の原因について考察を試みる。
言語
日本語
資源タイプ 学術雑誌論文
出版者
西日本言語学会
発行日 2010-03-31
出版タイプ Version of Record(出版社版。早期公開を含む)
アクセス権 オープンアクセス
収録物識別子
[ISSN] 0289-0089
[NCID] AN0000428X