国際地域間取引の経済誘発効果と環境負荷 : 東京-北京の事例
環境システム研究論文集 33 巻
305-315 頁
2005-11-03 発行
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種類 :
全文
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タイトル ( jpn ) |
国際地域間取引の経済誘発効果と環境負荷 : 東京-北京の事例
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タイトル ( eng ) |
Economic Induced Effect and the environmental burden of the international trade among regions: An example of Tokyo and Beijing
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作成者 |
吉延 広枝
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収録物名 |
環境システム研究論文集
Environmental systems research
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巻 | 33 |
開始ページ | 305 |
終了ページ | 315 |
抄録 |
本稿は、複数の産業連関表を利用して、国際地域間の相互の経済取引とそれによって引き起こされる環境負荷を、東京、北京、日本のその他地域を例にして、計測・分析を行った。分析から得られた主要な結論は、東京は北京にとって需要都としての性格が強いのに対し、他地域日本は北京にとって供給者としての性格が強い。従って、北京は東京向け輸出によってより大きな誘発効果をもたらしているということが分かった。また、誘発された生産額に伴って発生したエネルギー消費とCO2排出量は、日本側よりも北京のほうがより深刻で規模が大きいことが分かった。特に、東京との比較では、北京は1, 000倍にも及ぶ環境負荷を誘発することが示された。
This paper measures and analyzes the degree of economic dependency and the environmental burden caused by economic international trade among regions by using two or more Input-Output tables of Tokyo, Beijing and other regions in Japan as examples.
Our main finding is that Tokyo is a much stronger consumer rather than as supplier to Beijing. However, another region in Japan is a stronger supplier to Beijing. It can be found therefore, that Beijing has larger repercussions through its exports to Tokyo. Moreover, energy consumption and the CO2 emissions by economic trade over the border are more serious in Beijing than in Japan. Our results especially show that the indirect environmental burden in Beijing is thousand times higher than in Tokyo. |
著者キーワード |
Input-Output Analysis
Induced Effect
International trade among regions
CO2 Emission
Energy Consumption
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内容記述 |
本稿は、平成16年度 環境省地球環境研究総合推進費「物質フローモデルに基づく持続可能な生産・消費の達成度評価手法に関する研究」(研究代表者 環境省独立行政法人国立環境研究所、森口祐一教授)の成果の一部である。
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言語 |
日本語
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資源タイプ | 学術雑誌論文 |
出版者 |
土木学会
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発行日 | 2005-11-03 |
権利情報 |
Copyright (c) 2005 公益社団法人 土木学会
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出版タイプ | Version of Record(出版社版。早期公開を含む) |
アクセス権 | オープンアクセス |
収録物識別子 |
[ISSN] 1345-9597
[ISSN] 1884-8125
[DOI] 10.2208/proer.33.305
[DOI] https://doi.org/10.2208/proer.33.305
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