キットビルド概念マップを用いた授業内分析のためのマップアナライザの改良
電子情報通信学会論文誌 D J101-D 巻 6 号
921-931 頁
2018-06-01 発行
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ファイル情報(添付) |
DenshiJoho_j101-d_6_921.pdf
1.65 MB
種類 :
全文
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タイトル ( jpn ) |
キットビルド概念マップを用いた授業内分析のためのマップアナライザの改良
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タイトル ( eng ) |
Improvement Map Analyzer of Kit-Build Concept Map for In-class Analysis by Teacher
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作成者 |
本多 俊雄
山中 彰
前田 啓輔
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収録物名 |
電子情報通信学会論文誌 D
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巻 | J101-D |
号 | 6 |
開始ページ | 921 |
終了ページ | 931 |
抄録 |
教授者が学習者に伝えようとした内容に対する学習者の理解状況を把握するための枠組みとして,統一された構成部品を用いて概念マップを作成させるキットビルド概念マップが提案されており,授業実践を通してその有用性が確認されている.本研究ではキットビルド概念マップを用いた授業内での形成的評価を可能にするための概念マップの分析ツール(マップアナライザ)を,教授者が単独で利用できるように改良した.従来も学習者の作成した概念マップを集計・分析するマップアナライザが実装されていたが,教授者による授業内での分析を前提として設計されたものではなかったため,授業での利用のためにはこのマップアナライザを分析専従者が操作する必要があり,教授者単独では用いることができていなかった.本研究では,教授者による授業内での分析目的が(1) 集団分析,と(2) 個人分析,の二つに大別でき,それらが一連の手順で行われることに着目し,この二つの分析目的を想定して機能を集約した二つのモードの実装として従来のマップアナライザの改良を行った.改良されたマップアナライザの評価として,同マップアナライザの実践利用実績,実践利用者に対するアンケート調査,及び改良前のマップアナライザとのユーザビリティの実験的比較についても報告する.なお,現在,キットビルド概念マップを用いた授業実践は全て改良後のマップアナライザを用いて行われている.
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著者キーワード |
学習者
教授者
概念マップ
形成的評価
フィードバック
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NDC分類 |
教育 [ 370 ]
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言語 |
日本語
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資源タイプ | 学術雑誌論文 |
出版者 |
電子情報通信学会
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発行日 | 2018-06-01 |
権利情報 |
Copyright (c) 2018 IEICE
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出版タイプ | Version of Record(出版社版。早期公開を含む) |
アクセス権 | オープンアクセス |
収録物識別子 |
[ISSN] 1881-0225
[NCID] AA12712944
[DOI] 10.14923/transinfj.2017LEP0030
[URI] http://search.ieice.org/
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