音楽リズム課題における単純化方略を用いた自己克服支援とその実験的評価

電子情報通信学会論文誌 D Volume J98-D Issue 1 Page 142-152 published_at 2015-01-01
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File
DenshiJoho_j98-d_1_142.pdf 1010 KB 種類 : fulltext
Title ( jpn )
音楽リズム課題における単純化方略を用いた自己克服支援とその実験的評価
Title ( eng )
Support for Self-Overcoming by Simplification in Rhythm Exercise and Its Experimental Evaluation
Creator
Nakagawa Hibiki
Hamada Yutaro
Source Title
電子情報通信学会論文誌 D
Volume J98-D
Issue 1
Start Page 142
End Page 152
Abstract
音楽演奏を対象とした学習支援システムの研究は,学習者が自身の誤りを自身で克服することを支援しているものが多く,その支援手法は演奏上の誤りを指摘し反復練習させるものが主であった.このような手法は,誤り箇所の指摘から自ら誤りを克服できるような学習者にしか有効でないと考えられる.そこで本研究では,課題の派生的成立モデルに基づき,基本的な音楽リズム課題を対象とした課題の単純化方略による誤りの自己克服支援システムを実現した.単純化方略では,学習者が解ける段階まで課題を単純化することで解ける課題と解けない課題の差分が誤りの原因として特定され,その差分を解ける課題に加えることで誤りの自己克服を促すような支援している.開発したシステムを用いて,単純化方略の効果を検証するための実験を行った.その結果,単純化方略による自己克服支援がリズム学習の演習法として有用であることを示唆する結果が得られた.
Keywords
リズム学習
自己克服
単純化方略
派生的成立モデル
NDC
Education [ 370 ]
Language
jpn
Resource Type journal article
Publisher
電子情報通信学会
Date of Issued 2015-01-01
Rights
Copyright (c) 2015 IEICE
Publish Type Version of Record
Access Rights open access
Source Identifier
[ISSN] 1881-0225
[NCID] AA12099634
[URI] http://search.ieice.org/bin/summary.php?id=j98-d_1_142&category=D&lang=J&year=2015
[URI] http://search.ieice.org/