プログラムの振舞いに基づく再帰プログラミングの教育支援

電子情報通信学会論文誌 D Volume J80-D2 Issue 1 Page 326-335 published_at 1997-01-25
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File
DenshiJoho_j80-d2_1_326.pdf 730 KB 種類 : fulltext
Title ( jpn )
プログラムの振舞いに基づく再帰プログラミングの教育支援
Title ( eng )
A Tutoring for Behavior-Based Recursive Programming
Creator
Matsuda Noriyuki
Kashihara Akihiro
Toyoda Jun'ichi
Source Title
電子情報通信学会論文誌 D
Volume J80-D2
Issue 1
Start Page 326
End Page 335
Abstract
プログラミングを行うためには,プログラムは少なくとも,プログラムの動作について明確に理解しておく必要がある.しかしながら初心者の場合プログラムの個々の命令の振舞いを理解できても,プログラム全体の動作を正しく理解できなかったり,プログラム仕様から動作を想定できない場合がよく見られる.このような初心者を対象とする場合,動作とプログラムコード,動作とプログラム仕様の対応関係について説明することが重要となる.本論文では動作の理解が特に難しい再帰プログラムを対象に,プログラムの動作を介したプログラミングを支援する知的教育システムについて述べる.筆者らは再帰プログラミングのモデルを想定した上で,学習者にとって理解が容易となるようにプログラムの動作を表現し,これをプログラムの振舞いと呼んでいる.本論文ではこの振舞い表現を用いて,再帰プログラムの設計過程および理解過程を支援する方法について論じる.特に,雛形を用いた解法による設計過程の支援ならびに,振舞い表現の可視化による理解過程の支援について述べる.更に振舞い表現の評価実験についても述べる.
Keywords
プログラミング教育
ITS
プログラムの振舞い
プログラムの可視化
NDC
Education [ 370 ]
Language
jpn
Resource Type journal article
Publisher
電子情報通信学会
Date of Issued 1997-01-25
Rights
Copyright (c) 1997 IEICE
Publish Type Version of Record
Access Rights open access
Source Identifier
[ISSN] 0915-1923
[NCID] AN1007132X
[URI] http://search.ieice.org/bin/summary.php?id=j80-d2_1_326&category=D&lang=J&year=1997
[URI] http://search.ieice.org/