「問題を作ることによる学習」の知的支援環境

電子情報通信学会論文誌 D Volume J83-D1 Issue 6 Page 539-549 published_at 2000-06-25
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File
DenshiJoho_j83-d1_6_539.pdf 1.52 MB 種類 : fulltext
Title ( jpn )
「問題を作ることによる学習」の知的支援環境
Title ( eng )
An Intelligent Learning Environment for Learning by Problem Posing
Creator
Nakano Akira
Takeuchi Akira
Source Title
電子情報通信学会論文誌 D
Volume J83-D1
Issue 6
Start Page 539
End Page 549
Abstract
知識は獲得しただけでは,実際の問題に適用できるとは限らない.したがって,知識を利用する経験を通して使いこなせるようになることを目的とした,知識定着の過程が必要となる.定着支援の手段として,知識を用いて繰り返し問題を解かせる問題解決演習のほかに,学習者自身にその知識を用いて解くことができる問題を作らせる作問演習が挙げられる.一般的に教育現場においては前者の問題解決演習の手法が用いられており,後者の作問演習は有効な手段といわれているにもかかわらず,実際に用いられることは少ない.本研究では,学習者に文章問題を作らせ,その文章問題を計算機が診断/評価/作問の誘導/誤りの修正支援/課題の提示などの処理をする知的な作問演習支援環境の開発をWWW上で行っている.作問演習は,問題を作らせることで解法が適用できる問題の条件を考えさせ,それにより解法の定着を促す上で効果的であるとされており,その支援環境の作成は意義あるものといえる.
Keywords
作問(problem posing)
知的学習支援システム
知識定着
問題解決モデル
WWW
NDC
Education [ 370 ]
Language
jpn
Resource Type journal article
Publisher
電子情報通信学会
Date of Issued 2000-06-25
Rights
Copyright (c) 2000 IEICE
Publish Type Version of Record
Access Rights open access
Source Identifier
[URI] http://search.ieice.org/bin/summary.php?id=j83-d1_6_539&category=D&lang=J&year=2000
[URI] http://search.ieice.org/
[ISSN] 0915-1915
[NCID] AA11341020