瀬戸内海産大型立方クラゲ類ヒクラゲの出現と成長に関する知見 <論文>

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ファイル情報(添付)
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タイトル ( jpn )
瀬戸内海産大型立方クラゲ類ヒクラゲの出現と成長に関する知見 <論文>
タイトル ( eng )
Occurrence and growth of the Japanese giant box jellyfish Morbakka virulenta (Kishinouye, 1910) in the Seto Inland Sea, western Japan <Article>
作成者
岡田 昇馬
近藤 裕介
平林 丈嗣
橋本 周一郎
戸篠 祥
三宅 裕志
足立 文
収録物名
広島大学総合博物館研究報告
Bulletin of the Hiroshima University Museum
6
開始ページ 1
終了ページ 5
収録物識別子
[PISSN] 1884-4243
[EISSN] 1884-3999
[NCID] AA12459864
抄録
日本産大型立方クラゲ類であるヒクラゲの瀬戸内海における出現と成長,性比に関する知見を得た。瀬戸内海西部から中央部では初秋から初冬に出現が確認された。本種のクラゲの出現時期は9~12月で,ポリプから遊離して間もない未成熟個体から成熟個体(傘高8.5~22.2cm)の傘高(x cm)と湿重量(y g)の間の関係式はy=0.166x2.9504 となり,有意な相関関係が見られた。採集された成熟個体(n=57)の性比(雌:雄)は1:1.5 であり,統計的な差はなかった。
The Japanese giant box jellyfish Morbakka virulenta (Kishinouye, 1910) occurred in early fall to early winter in the western and central parts of the Seto Inland Sea, western Japan. We obtained young medusae to fully mature individuals (8.5~22.2 cm in bell height) in the fields. A relationship between the bell height (x cm) and wet weight (y g) were indicated as the following regression: y = 0.166x2.9504. Sex ratio (female: male) of mature individuals examined (n= 57) was 1:1.5, and not statistically significant.
著者キーワード
立方クラゲ
成長
性比
Morbakka virulenta
瀬戸内海
box jellyfish
growth
sex ratio
Morbakka virulenta
Seto Inland Sea
内容記述
本研究の一部は日本学術振興会科学研究補助金(SO: No.25304031)による援助を受けた。
NDC分類
動物学 [ 480 ]
言語
日本語
資源タイプ 紀要論文
出版者
広島大学総合博物館
発行日 2014-12-25
権利情報
Copyright (c) 2014 広島大学総合博物館 Hiroshima University Museum
出版タイプ Version of Record(出版社版。早期公開を含む)
アクセス権 オープンアクセス
収録物識別子
[ISSN] 1884-4243
[NCID] AA12459864