中教審答申における安全科を見据えた健康安全教育 : 幼小中一貫教育における防災教育の在り方

学部・附属学校共同研究紀要 42 号 201-206 頁 2014-03-24 発行
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ファイル情報(添付)
AnnEducRes_42_201.pdf 2.55 MB 種類 : 全文
タイトル ( jpn )
中教審答申における安全科を見据えた健康安全教育 : 幼小中一貫教育における防災教育の在り方
タイトル ( eng )
Safety education in school based on the report of the Central Education Council : The state of disaster prevention education in kindergarten, elementary school, and junior high schools
作成者
井上 由子
寄与者 大西 李代
寄与者 高橋 愛夢
寄与者 吹田 晋
収録物名
学部・附属学校共同研究紀要
THE ANNALS OF EDUCATIONAL RESEARCH
42
開始ページ 201
終了ページ 206
収録物識別子
[PISSN] 1346-5104
[EISSN] 2435-9041
[NCID] AA11551679
抄録
近年,大規模な自然災害や子どもが被害者となる事件や事故,災害が多発している。学校教育や地域の教育の中で安全・防災教育の重要性がとりあげられているが,具体的なカリキュラムや指導内容等の資料や実践は乏しく,各機関に任されているのが現状である。

そこで本研究では,子ども自身の地震災害に対する意識を把握し,分析結果とその後の実践を示すことにした。その結果,地震災害に対しては,約半数の子どもしか危機感を持っておらず,実際に物資や心の「備え」についての準備は20%以下の結果であった。子ども達は自分の身の回りは大丈夫であろうと過信している。学校で学習したことを実際の生活に活かしていくことができるように,幼少期から防災教育を継続して行うことが子ども達の行動変容を促すことに繋がると考えられる。今後は,子どもたちが主体的に身の回りの危険や状況を判断し,行動できるように発達段階に即した幼小中一貫の防災教育モデルプランを開発する。
This study analyzed the result of a teaching method on children's consciousness of seismic hazards. As a result, only half of the children had a sense of crisis related to seismic hazards, with only 20% or less perceiving the need to prepare for such a hazard.

Children think they are always safe. To implement the contents learned in school daily, it is effective to continuously perform disaster prevention education as suitable for a small child's sense of time. The situation was deemed dangerous, and the Council decided to develop a disaster prevention educational program suitable for students' developmental stages at the levels of kindergarten, elementary school, and junior high school, so that suitable action can be performed.
NDC分類
教育 [ 370 ]
言語
日本語
資源タイプ 紀要論文
出版者
広島大学学部・附属学校共同研究機構
発行日 2014-03-24
出版タイプ Version of Record(出版社版。早期公開を含む)
アクセス権 オープンアクセス
収録物識別子
[ISSN] 1346-5104
[NCID] AA11551679