子どもの科学的な学びを創造する理科授業に関する研究(3) : 「電気の利用」の単元を事例として
学部・附属学校共同研究紀要 41 号
33-38 頁
2013-03-22 発行
アクセス数 : 1484 件
ダウンロード数 : 291 件
今月のアクセス数 : 4 件
今月のダウンロード数 : 3 件
この文献の参照には次のURLをご利用ください : https://doi.org/10.15027/34650
ファイル情報(添付) |
AnnEducRes_41_33.pdf
976 KB
種類 :
全文
|
タイトル ( jpn ) |
子どもの科学的な学びを創造する理科授業に関する研究(3) : 「電気の利用」の単元を事例として
|
タイトル ( eng ) |
A study on science teaching for children's scientific learning : A case of the unit“ utilization of electricity"
|
作成者 |
升岡 智子
|
寄与者 | 杉山 雅俊 |
収録物名 |
学部・附属学校共同研究紀要
THE ANNALS OF EDUCATIONAL RESEARCH
|
号 | 41 |
開始ページ | 33 |
終了ページ | 38 |
収録物識別子 |
[PISSN] 1346-5104
[EISSN] 2435-9041
[NCID] AA11551679
|
抄録 |
本研究では,小学校第6学年に新設された単元「電気の利用」において,電気を利用した道具についてのとらえを「電気を消費するもの」から「電気を他のエネルギーに変換するもの」へと高めるとともに,各々のエネルギーを区別できるようにするための効果的な学習内容を開発することを目的とした。2つのモーターの回転軸を連結した実験装置を作製し,一方のモーターを乾電池につないで回すと他方のモーターに接続した豆電球が点灯する理由を明らかにしていくことを中心とした学習を開発して授業を行った結果,問題解決活動やワークシートへの記述の分析から,子どもはモーターが電気を運動に変換するものであることについての理解を深めることができたことが分かった。また,事前と事後に実施した質問紙調査への回答を分析した結果から,今回開発した学習内容は,子どもが各々のエネルギーを区別できるようにするうえで一定の効果が認められた。一方で,学習後にもエネルギーの区別が曖昧な子どもがいたことから,本研究で対象とした単元以外においても各々のエネルギーを区別する学習内容を検討,開発していく必要があることなどの課題が見いだされた。
|
NDC分類 |
教育 [ 370 ]
|
言語 |
日本語
|
資源タイプ | 紀要論文 |
出版者 |
広島大学学部・附属学校共同研究機構
|
発行日 | 2013-03-22 |
出版タイプ | Version of Record(出版社版。早期公開を含む) |
アクセス権 | オープンアクセス |
収録物識別子 |
[ISSN] 1346-5104
[NCID] AA11551679
|