重要な他者との関係性からみる高齢者の死のイメージ <論文>

広島大学心理学研究 12 号 235-248 頁 2013-03-31 発行
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ファイル情報(添付)
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タイトル ( jpn )
重要な他者との関係性からみる高齢者の死のイメージ <論文>
タイトル ( eng )
The image of the death of the elderly people from the viewpoint of the relationship with significant others
作成者
川本 智映子
収録物名
広島大学心理学研究
Hiroshima Psychological Research
12
開始ページ 235
終了ページ 248
収録物識別子
[PISSN] 1347-1619
[EISSN] 2759-0968
[NCID] AA11616129
抄録
本研究は,高齢者にとって死を考える上で重要となる他者との関係における死のイメージについて検討を行った。その結果,重要な他者が子どもの場合には,子どもに対して「役割を託す」「繋がりを感じる」関係性,死のイメージとして次の生への視点が見出され,子どもの中に自分の存在が内在化され,死を迎えた後にも重要な他者と繋がる感覚を有していることが示唆された。重要な他者が配偶者の場合には,「生きがい」「支えあう」関係性,死のイメージとして次の生への視点がみられた。重要な他者が親の場合には,親から託された「役割を引き受ける」関係性,肯定的な来世のイメージがみられた。重要な他者によって異なる関係性と死のイメージが存在することが示された。
著者キーワード
高齢者
死のイメージ
重要な他者
NDC分類
心理学 [ 140 ]
言語
日本語
資源タイプ 紀要論文
出版者
広島大学大学院教育学研究科心理学講座
発行日 2013-03-31
出版タイプ Version of Record(出版社版。早期公開を含む)
アクセス権 オープンアクセス
収録物識別子
[ISSN] 1347-1619
[NCID] AA11616129