自我境界概念から見た自我機能概念の再検討 <論文>

広島大学心理学研究 12 号 169-177 頁 2013-03-31 発行
アクセス数 : 2216
ダウンロード数 : 6870

今月のアクセス数 : 14
今月のダウンロード数 : 32
ファイル情報(添付)
HPR_12_169.pdf 813 KB 種類 : 全文
タイトル ( jpn )
自我境界概念から見た自我機能概念の再検討 <論文>
タイトル ( eng )
A review and some considerations on the concept of ego functions from the view point of ego boundary
作成者
収録物名
広島大学心理学研究
Hiroshima Psychological Research
12
開始ページ 169
終了ページ 177
収録物識別子
[PISSN] 1347-1619
[EISSN] 2759-0968
[NCID] AA11616129
抄録
精神分析学においては自我はさまざまな機能を持つとされ,今日までBellak らをはじめ,多くの研究がなされてきた。また,その測定法は,質問紙,ロールシャッハ・テストなどの投映法と多様である。しかし,自我機能の測定は,自我という概念の扱いの難しさから困難さを指摘されてきた。大山による一連の自我境界研究から,各種自我機能が異なる自我境界領域で働くことが推察された。本研究において,各々の自我機能がどの自我境界領域で機能するのか,それぞれの測定法がどの自我領域を対象にしているかを検討することにより,より妥当性の高い自我機能研究の可能性が示唆された。
著者キーワード
自我機能
外的自我境界
内的自我境界
NDC分類
心理学 [ 140 ]
言語
日本語
資源タイプ 紀要論文
出版者
広島大学大学院教育学研究科心理学講座
発行日 2013-03-31
出版タイプ Version of Record(出版社版。早期公開を含む)
アクセス権 オープンアクセス
収録物識別子
[ISSN] 1347-1619
[NCID] AA11616129