酵母におけるカルシニューリンを介する情報伝達系の発見とその機能に関する研究

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ファイル情報(添付)
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タイトル ( jpn )
酵母におけるカルシニューリンを介する情報伝達系の発見とその機能に関する研究
作成者
中村 太郎
内容記述
目次 / p1
緒言 / p4
第1章 酵母カルシニューリンの生化学的解析 / p7
 第1節 材料と方法 / p8
  1-1 使用菌株 / p8
  1-2 使用培地 / p8
  1-3 DNA操作 / p9
  1-4 融合タンパク質の発現及び精製 / p9
  1-5 抗体の作製 / p12
  1-6 タンパク質解析一般 / p13
  1-7 カルシニューリン(CN)の活性測定 / p15
 第2節 抗Cmp2抗体の作製 / p17
  2-1 はじめに / p17
  2-2 β-ガラクトシダーゼ-Cmp2融合タンパク質発現用プラスミドの構築 / p17
  2-3 融合タンパク質の発現及び精製 / p18
  2-4 抗Cmp2抗体の作製 / p18
 第3節 酵母カルシニューリン(CN)の部分精製 / p18
  3-1 はじめに / p18
  3-2 CMP2遺伝子産物(Cmp2)の同定 / p18
  3-3 酵母CNの精製条件の検討 / p18
  3-4 酵母CNの部分精製 / p19
  3-5 活性測定 / p20
  3-6 CMP1,CMP2はCNをコードするか。 / p21
  3-7 CMP1,CMP2以外のCN遺伝子は存在するか。 / p22
 第4節 考察 / p23
第2章 CNによる細胞内Na⁺濃度調節機構の解析 / p25
 第5節 材料と方法 / p26
  5-1 使用菌株 / p26
  5-2 使用培地 / p27
  5-3 イオン濃度測定用サンプルの調製 / p27
  5-4 酵母Na⁺の排出の測定 / p27
  5-5 等速電気泳動装置によるイオン濃度の測定 / p27
 第6節 酵母細胞内のイオン濃度の測定及びCN遺伝子破壊の与える影響 / p29
  6-1 はじめに / p29
  6-2 細胞内Na⁺,K⁺濃度の測定 / p29
  6-3 Na⁺排出の測定 / p30
  6-4 K⁺の影響 / p31
  6-5 FK506の影響 / p31
 第7節 考察 / p32
第3章 バナジン酸耐性に必要な遺伝子SVS1の解析 / p34
 第8節 材料と方法 / p35
  8-1 使用菌株 / p35
  8-2 使用培地 / p36
  8-3 DNA操作 / p36
 第9節 SVS1遺伝子の取得と解析 / p38
  9-1 はじめに / p38
  9-2 SVS1遺伝子の取得 / p38
  9-3 DNA塩基配列の決定 / p39
  9-4 Svs1タンパクの予想アミノ酸配列上での解析 / p39
  9-5 SVS1遺伝子の破壊 / p41
  9-6 SVS1遺伝子の転写制御 / p42
 第10節 SVS1遺伝子産物の解析 / p42
  10-1 はじめに / p42
  10-2 抗Svs1抗体の作製 / p42
  10-3 SVS1遺伝子産物の解析 / p43
 第11節 Svs1とCNの遺伝学的関係 / p43
  11-1 はじめに / p43
  11-2 CNはSVS1の転写を制御するか。 / p43
  11-3 SVS1はCNと同じ情報伝達系で働くか。またその位置関係はどうか。 / p44
 第12節 考察 / p45
第4章 CNとMAPキナーゼカスケードとの遺伝学的関係 / p46
 第13節 材料と方法 / p47
  13-1 使用菌株 / p47
  13-2 使用培地 / p47
  13-3 DNA操作 / p48
 第14節 crv変異株の取得 / p49
  14-1 はじめに / p49
  14-2 crv変異株の取得 / p49
  14-3 CRV2,CRV3遺伝子の取得 / p51
 第15節 CNとMAPキナーゼカスケードの遺伝学的解析 / p53
  15-1 CN,MAPキナーゼカスケード二重欠損株の解析(I) / p53
  15-2 CN,MAPキナーゼカスケードニ重欠損株の解析(II) / p54
  15-3 CNはMAPキナーゼカスケードと共通のプロセスに関わるか。 / p55
  15-4 グルカン合成系との関わり / p56
  15-5 α-factorによる停止からの復帰における両情報伝達系の関係 / p58
 第16節 考察 / p59
総括 / p62
参考文献 / p65
謝辞 / p70
NDC分類
生物科学・一般生物学 [ 460 ]
言語
日本語
資源タイプ 博士論文
権利情報
Copyright(c) by Author
出版タイプ Not Applicable (or Unknown)(適用外。または不明)
アクセス権 オープンアクセス
収録物識別子
1. Nakamura, T., Tsutsumi, H., Mukai, H., Kuno, T., and Miyakawa, T.: Ca2+/calmodulin-activated protein phosphatase (PP2B) of Saccharomyces cerevisiae. FEBS Lett. 309, 103-106 (1992) ~を参照している
2. Nakamura, T., Liu, Y., Hirata, D., Namba, H., Harada, S., Hirokawa, T., and Miyakawa, T.: Protein phosphatase type2B (calcineurin)-mediated, FK506-sensitive regulation of intracellular ions in yeast is an important determinant for adaptation to high salt stress conditions. EMBO J. 12, 4063-4071 (1993) ~を参照している
3. Nakamura, T., Namba, H., Ohmoto, T., Liu, Y., Hirata, D., and Miyakawa, T.: Cloning and characterization of the Saccharomyces cerevisiae gene SVS1 which encodes a serine- and threonine-rich protein required for vanadate resistance. Gene 165, 25-29 (1995) ~を参照している
4. Nakamura, T., Ohmoto, T., Hirata, D., Tsuchiya, E., and Miyakawa, T.: Genetic evidence for the redundant functions of the calcineurin-mediated and Mpkl- mediated signaling pathways in the regulation of cellular events important for growth in Saccharornyces cerevisiae. Mol. Gen. Genet. 251, 211-219 (1996) ~を参照している
[DOI] http://dx.doi.org/10.1016/0014-5793(92)80749-7 ~を参照している
[PMID] 7693452 ~を参照している
[DOI] http://dx.doi.org/10.1016/0378-1119(95)00503-X ~を参照している
[DOI] http://dx.doi.org/10.1007/BF02172920 ~を参照している
学位授与番号 甲第1515号
学位名
学位授与年月日 1996-03-26
学位授与機関
広島大学