第二言語コミュニケーションの成立基準とその英語教育内容学的示唆

中国地区英語教育学会研究紀要 33 号 51-60 頁 2003-06-02 発行
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ファイル情報(添付)
CaseleResBull_33_51.pdf 577 KB 種類 : 全文
タイトル ( jpn )
第二言語コミュニケーションの成立基準とその英語教育内容学的示唆
タイトル ( eng )
The criterion of successful L2 communication and its implications for English language education
作成者
収録物名
中国地区英語教育学会研究紀要
CASELE research bulletin
33
開始ページ 51
終了ページ 60
抄録
この論文では、理論的検討の後、第二言語コミュニケーション成立を「対話者相互が、安定的に第一の意味に基づく解釈の近似的共有が可能になる程度に、お互いが所定の第二言語を似た話し方で、真理概念に基づいて対話を行うこと」と定義する。この理論的定義は、「第一の意味」概念の明示的な導入において第一言語コミュニケーション定義と異なり、「解釈の近似的共有」を基準とすることにおいて、発話を中心にして考える通俗的コミュニケーション定義と異なり、「真理概念」の重要性を説くことにおいて、従来の言語学的・応用言語学的発想あるいはコードモデル的コミュニケーション観とも異なる。最後にこの定義から導かれる示唆が提示される。
NDC分類
英語 [ 830 ]
言語
日本語
資源タイプ 学術雑誌論文
出版者
中国地区英語教育学会
発行日 2003-06-02
権利情報
本論文の著作権は中国地区英語教育学会に属する
出版タイプ Version of Record(出版社版。早期公開を含む)
アクセス権 オープンアクセス
収録物識別子
[ISSN] 0385-1192
[NCID] AN00145179