発達段階に応じたスパイラルな指導による学習内容の定着をめざして : 新学習指導要領の改訂のねらいを具体化する指導事例の紹介 <第2部 教科研究>
中等教育研究紀要 /広島大学附属福山中・高等学校 49 巻
243-252 頁
2009-03-20 発行
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Fukuyama-ChutoKyoiku-KenkyuKiyo_49_243.pdf
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種類 :
全文
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タイトル ( jpn ) |
発達段階に応じたスパイラルな指導による学習内容の定着をめざして : 新学習指導要領の改訂のねらいを具体化する指導事例の紹介 <第2部 教科研究>
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作成者 | |
収録物名 |
中等教育研究紀要 /広島大学附属福山中・高等学校
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巻 | 49 |
開始ページ | 243 |
終了ページ | 252 |
収録物識別子 |
[PISSN] 0916-7919
[NCID] AN00146014
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抄録 |
2008年3月に「新学習指導要領」が公示された。
中学での数学の年間授業時数は1,2,3年の順に105,105,105時間から140,105,140時間に改訂され70時間増になっている。 2002年の改訂で授業時数が105,140,140時間からゆとり教育を進める現行の授業時数105,105,105時間になり70時間の削減から考えると総授業時数は元に戻ったことになる。 ここで,問題にすべきは授業時数の削減と学習内容の精選とのバランスにある。 授業時数が削減されたとき,学力低下を懸念した「ゆとり教育」への批判に対して「高校1年迄のトータルでみると内容面での削減は1割前後でしかない」という分析もあった。 一方,小・中あわせて1.5割の授業時数を削減し,1割前後の削減した内容を展開するというのは数値の上だけでもゆとりのない授業になってしまう。 実際には,内容面の削減は2割程度で,その部分がしわ寄せとして,高校の内容に移ったことにより,高校での授業が従来よりゆとりがなくなったことも現実である。 これらの反省をふまえて,今回の「新学習指導要領」では ①発達や学年の段階に応じた反復(スパイラル)による教育課程の実現 ①論理的な考察や知的なコミュニケーションを図るための思考力,判断力,表現力の育成が,改訂のポイントになっている。 ここでは,この改訂のねらいを具体化するいくつかの指導事例を紹介する。 |
NDC分類 |
教育 [ 370 ]
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言語 |
日本語
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資源タイプ | 紀要論文 |
出版者 |
広島大学附属福山中・高等学校
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発行日 | 2009-03-20 |
出版タイプ | Version of Record(出版社版。早期公開を含む) |
アクセス権 | オープンアクセス |
収録物識別子 |
[ISSN] 0916-7919
[NCID] AN00146014
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